TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

記事一覧

メルマガ通信(1月号)

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2010年1月13日19:24:00 『庚寅』は、大きな変革を求めて動く年!  平成22年の新春にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。  昨年は大変お世話になりまして、心より厚く御礼申し上げます。 今年は、『庚寅(かのえとら)』の年。丁度、西暦年を60で割って、30余る年が、『庚寅』の年でもあります。 『庚』は、更新の「更(あらたまる)」。草木の成長が行き詰まり、新たな形に変化しようとする状態を表すものです。  『寅』は、「動く」「伸びる」の意。春が来て草木が発生する状態を表すものです。 『庚寅』の今年は、まさにこれまでの成長が行き詰まり、大きな変革を求めて動く年ということになろうかと思います。  政権交代という、昨年までの政治的激動を受けて、今年は政治はじめ社会の変革が更に大きく進む年――激動の時こそ、政経塾の長年の同志とともに、新たな志を立て、些かなりとも社会のお役に立てればとの思いです。

メルマガ通信(12月号)

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年12月25日05:23:00 『順境よし 逆境またよし』    今年も一年間、大変お世話になりました。 心より厚く御礼申し上げます。  本来なら、直接お伺いして、一年間の御礼を申し上げながらご挨拶を申し上げるべきところでございますが、書面にてご挨拶申し上げますこと、何卒お許し頂きたく存じます。 今年は、経済・金融はじめ事業を取り巻く環境に関しては、厳しい状況の続いた一年でした。 そんな中でも必死になって耐えて事業に励まれる経営者の皆さん、傍で支えられるご家族、そして業界の伝統や地域社会の灯を消さないようにと、必死に頑張っておられる皆様をお守りするのが、私どもに課せられた使命でもあります。まさに『会計を通じて、会社、地域、国家を強くする!』という当事務所の経営理念を噛みしめながら走り続けてきた、というのが、この一年を振り返ってみた率直な実感です。 困った時、悩んだ時など、どうしても私は、松下幸之助翁の言葉に目が行きます。

『霜に打たれた柿の味、辛苦に耐えた人の味』

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年11月30日18:48:00 『霜に打たれた柿の味、辛苦に耐えた人の味』    忘れられない故人の生誕の日―皆様も、それぞれ心に刻まれている日がおありのことと思います。 私の場合は、5月31日と11月27日。 5月31日は、1926年(大正15年)、亡父の生まれた日です。  亡父の次に心に刻んでいるのが、11月27日。松下幸之助翁の生誕日です。 1894年(明治27年)11月27日、和歌山県海草郡和佐村先旦ノ木(現・和歌山県和歌山市禰宜)に、松下政楠・とく枝夫妻の三男として生まれた日です。 政経塾時代の関西方面在住の同期生が呼びかけ人となって、毎年11月27日に、幸之助翁の墓参りに和歌山県まで行く卒塾生も多くいます。

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『よい国つくろう!日本国民会議』のご案内

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年10月26日19:47:00 『よい国つくろう!日本国民会議』のご案内    先日、榊原英資・早大教授を囲む勉強会がありました。 ご存知の通り、榊原先生は、大蔵省時代に“ミスター円”とまで呼ばれ、財務官で退官後、慶応大学教授を経て、現在は私の母校でもある早稲田大学で教鞭をとられています。 もちろん、専門の経済・財政にまつわる話が本題。 しかしその本題に派生して、「東京に決定的に欠けているもの」という話がとても印象に残りました。  それは、『“英語”というインフラストラクチャーが欠けている』こと。 日本がアジアの金融・経済センターになれない最大の理由は、この点にあるとの厳しい指摘です。

『辛抱』→『心棒』→『信望』

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年9月30日17:12:00 『辛抱』→『心棒』→『信望』  私ども会計事務所業界のリクルーティングは、一般企業とは少し異なり、8月上旬の税理士試験を終えた後、お盆明けから9月くらいまでが、一つの大きなピークを迎えます。 当事務所でも、今年も例年同様に8月に募集・採用面接。大企業でもないので、当事務所規模の毎年の募集人数は、2~3名規模の若干名。 その募集人数に、今年はなんと70名以上の応募があったのです。 事務所内でも、あまりの応募人数の多さに緊急ミーティング。理由として考えられるのは、 ①急激な雇用情勢の悪化、 ②当事務所の人気が急上昇---どう考えても、私どもの事務所の人気が一年間でそこまで急上昇するとは考えられず、やはり雇用情勢が相当悪化している実態を、事務所スタッフ一同まざまざと実感した次第。

『インターネット配信』と『国会議事堂』

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年8月31日19:30:00 『インターネット配信』と『国会議事堂』  平成21(2009)年8月30日夜、まさに日本政治に、初めて本格的な『政権交代』という4文字が加わった日に、皆様へのメッセージを執筆しています。 総選挙の結果を待ってから、8月末日ぎりぎりに8月号を配信申し上げたような形にもなりましたが、実は配信が遅れてしまった本当の理由は、公職選挙法によるインターネット利用禁止によるものです。 今月号の経済ト・税金トピックスを執筆して頂いたのは、岩國哲人・前衆議院議員。 岩國先生がかつて島根県出雲市長を務められていた当時、同僚都議とともに出雲市役所まで行き、平成7年の東京都知事選挙出馬を直談判した以来のご縁です。 毎号執筆して頂いている海江田先生の文書は、総選挙公示後は配布できないこともあり、国会議員を勇退され今回は立候補されない岩國先生にお願いした次第です。

『かきがら』落とし

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年7月30日19:48:00 『かきがら』落とし 皆様には、それぞれに安眠法がおありかとも思います。私は寝る前に好きな歴史書をもって横になり、好きな頁まで読んでいるうちに眠くなってくる---というのが、安らぎのひと時です。 いま読み返しているのは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」。 寝る前のひと時しか読まないので、子ども達からも「まだ2巻?」と言われるくらいペースは遅いのですが、仕事と違い、そのマイペースがなんとも楽しいのです。その第2巻に、こんなくだりが出てきます。

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『言いだしべえ』

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年6月26日09:35:00 『言いだしべえ』    今年もはや、半年が過ぎようとしています。  定例の事務所レポートにて、会計事務所としての活動の一端をご報告させていますが、会計事務所業務と並行して志ある全国の自治体の長(首長)とともに、日本が立てるべき「百年の大計」について研究会を続けて参りました。  この一年以上にわたりまして、研究会の一員として、時に顧問税理士として理念・政策研究に取り組んできたところです。  今の日本の政治経済を見るとき、憂う気持ちになるのはみな、一緒だと思います。  次の時代の柱を誰が立てるのか。  明治維新が幕府内部からは変革できなかった歴史に見るように、住民や納税者にもっとも身近な地方自治体から何かが変わっていくのではないか、というのが研究会に参加した思いでした。  自治体を経営する「長」の仲間とともに、これまでの研究会の成果を踏まえ、7月17日に日比谷公会堂にて、世直し運動の立ち上げとなる「フォーラム」を開催することになりました。

『新型インフルエンザ』の落し物

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年5月28日05:43:00 『新型インフルエンザ』の落し物    私どもの顧問先は、まさに北は北海道から南は九州まで、日本全国にわたっています。 先日、甲信越地方で広く観光ホテルやスキー場を営まれる顧問先のご子息が上京され、今後の事業展開について意見交換していた折の話。 そのスキー場は、皇族方も長年にわたりスキー宿として利用なされてきた、まさに歴史と文化ある施設です。修学旅行や冬のスキー学校、夏の合宿施設としても、親しまれてきた施設でもあります。 せっかく修学旅行やスキー合宿に来られた学生の皆さんに、スキーだけでなく、その楽しい思い出の地にまつわる文化や歴史を持ち帰ってもらうべきでは。 歴史と文化ある施設を営む経営者としても、スキー施設として提供することに加えて、その土地にまつわる文化や伝統を語り部として伝える意義は大きいはず。

『次期大統領への覚書』

14.05.30
【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2009年4月25日16:54:00 『次期大統領への覚書』    アジアに行く時には、中国より前にまず、日本に立ち寄りなさい。 日本は、近隣諸国に嫌われているので、アメリカと絆があると思わせると、日本は安心するから。 そして笑顔を土産に、笑顔を振りまきなさい。 日本の機嫌を損ねてはいけません。 しかし、日本の政治家と語ることは何と退屈であろうか。 長期的な戦略がなく、自分達で考えることをしないから。 米国のオルブライト元国務長官が、最近書いた本『次期大統領への覚書』の一節を、桜井よし子さんの話で教えて頂いたのですが、ここ数年来の中で、もっともショックを受けた内容でした。