TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

記事一覧

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『トランプの黒幕』~日本人が知らない共和党保守派の正体~

17.04.17
国際

■ チキンレースの様相をみせる米国vs北朝鮮4月8日、『米国が米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする空母群を朝鮮半島近海に航行』との報道以来、かつてなく米国と北朝鮮との緊張感が高まっています。トランプ大統領は、4月13日のツイッターでも、挑発的な核・ミサイル開発を繰り返す北朝鮮への圧力強化をめぐり、「中国がうまく北朝鮮に対処するとの強い自信を持っている」と中国への協力を求める一方で、「中国ができなければ、米国が同盟国とともにやる!」ともツイッターでつぶやき、不気味なくらい、その本気度合いが伝わってくるのです。同日のBS日テレ「深層NEWS」でも、防衛問題に精通する与野党の論客が北朝鮮情勢を議論。石破茂・元防衛大臣「北朝鮮が米国本土まで届くミサイルに核を搭載する能力を持つまでに、米国は叩くなり除去するなりの判断を行うだろう」前原誠司・元外務大臣「中国は、米国東海岸まで届くミサイルと核弾頭が合わされば米国は軍事行動を起こすだろうと判断している。 中国が武力衝突回避のために、北朝鮮を説得するかどうかがポイント」そんな議論を聞いていると、シリアならぬ東アジアでの出来事だけに、自ずと日本としての緊張感も高まってきます。(つづく)

オバマ大統領に立ち止まってほしい・・・ 昭和20年8月6日 午前8時15分

16.05.17
国際

■ オバマ大統領の英断第2次世界大戦末期、1945年8月6日午前8時15分、広島に原爆を投下したアメリカ・・・71年目にあたる今月27日、アメリカの大統領として初めて、オバマ大統領が被爆地・広島を訪問されます。私のような戦後世代でさえも、あらためて平和への願いとともに、戦後史の歴史的な転換とも感じるのですから・・・戦前・戦中を生きてこられた方々は、私たちの想像をも超える、重く深い想いをもって、米国大統領の広島訪問を見つめておられることと思います。 (つづく)

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残されたフロンティア『民主化後のミャンマー』 ~中小企業の海外進出を考える~

15.12.14
国際

■ アウン・サン・スー・チー女史「The Lady」の衝撃先月11月12日、ミャンマーでアウン・サン・スー・チー女史率いるNLD(国民民主連盟)が政権交代を実現!とのニュースを聞きながら・・・数年前、シンガポールに向かう機中で、映画「The Lady」を見たときの衝撃を思い起こしていました。1988年、病気の母を見舞うために、家族そろって住んでいたイギリスから、2週間の予定で単身一時帰国。「ビルマ建国の父」アウンサン将軍の娘、スー・チー女史を待っていたのは、民主化を熱く望むミャンマー国民。。。そして、50万人もの聴衆の前での演説が、女史の運命を大きく変えていくのです。2週間の予定が、なんと20年以上にもわたって、ミャンマーでの拘束・軟禁が続き・・・イギリスに居住する夫の入国も認められず、一度出国したら再入国できないことを知る女史は、がんに罹患した夫の最期にも立ち会えず、生きて夫婦が再会することなく・・・最愛の息子達ともほとんど会えず、ノーベル平和賞授賞式にも出席できず・・・今日まで、ミャンマーの民主化のために、すべてを捧げてきた女史の半生を描いた映画が「The Lady」です!まさに映画の世界でしかなかったミャンマー・・・日本の明治維新にも匹敵するといわれる“民主化”を果たし、今、世界で最も注目を集める国! 『民主化後のミャンマーに果たす、日本の役割』を、この目で確かめてきました。 (つづく)

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中国甘粛省地方税務局 訪日視察団に講義

14.12.03
国際

12月1日、NPO法人日中経済発展センター理事長 張 紀潯先生(城西大学教授)からご依頼を受け、中国の地方税務局の方が日本の税の仕組み等の研修のため訪日されるということで、当社の中国人スタッフ・王暁敏とともに、講義に行ってまいりました。NPO法人日中経済発展センターは1995年に設立後、19年間にわたって、①中国地方政府との協力による投資環境説明会の開催②中国の公務員を対象とする各種研修事業の実施③中国の研究機関との協力による国際学術シンポジュウムを中国または日本で開催などを通じて、日中両国の経済交流を促進してこられました。ここ数年は日中関係悪化の影響を受け、交流事業を中断されていたそうですが、数年ぶりに再開できるようになり、今回、甘粛省地方税務局から「甘粛税収管理プロセス及びIT応用訪日研修団」を招聘されました。(つづく)