TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

記事一覧

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『ベンチャー企業』は突然変異!?

15.03.16
経営全般

(『“軒先ビジネス”・・・ビジネスコンテストもTKCも先見の明!』記事からの続き)■ 『ベンチャー企業』は、突然変異?!株式会社ウィルグループ主催 『Business Contest YOAKE2014』プレゼンテーション終了~審査発表の間、特別ゲストとして講演されたのが、マネックス証券の松本 大 氏。 テーマは『ベンチャー企業』・・・まさにベンチャーの旗手だけあって、ひと言ひと言に、とても説得力があるのです! ベンチャーとは、中小企業の一形態ではない。 ベンチャー=冒険=新しいことにチャレンジすること。 ダーウインは、ガラパゴス島で ”突然変異種” を発見する。 最初は”突然変異”でも、周りの新しい環境に適合すれば、種そのものが大きく進化していくことを発見することになる。 (つづく)

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『ビジネスモデル』を築き上げるために・・・

15.03.15
経営全般

(『ベンチャー企業』は突然変異!?』記事からの続き)■ エッ、こんなスゴイ後輩が・・・ マネックス証券・松本大氏講演の最後に。。。松本氏と名刺交換。 同窓と聞いたことがあるので・・・もしやと思い、恐る恐る訊ねてみたのです。 もしかして。。。 「そう、皆さんが高3の時、高1でした。」 「4組?」 「エッ、同じ緑組?!」 「山崎さんが高3の4組・緑組のとき、高1の4組、同じ緑組でした。」「覚えています。。。」 「エッ、こんなスゴイ後輩がいたなんて!!!」 ■ スゴイ後輩・・・から教わったこと!! スゴイ後輩・松本大氏の話の続きです・・・ 『ビジネスアイディア』と『ビジネスモデル』は、明確に違う! 『ビジネスアイディア』は、決して自分だけが発明・発見したと錯覚してはいけない。 よほどの天才でもないかぎり、既に世界中の誰かが気がついているはず。 それが『ビジネスモデル』とまではなっていないので、市場に出ていないだけ!! それに対して『ビジネスモデル』は、『ビジネスアイディア』を事業化し、収益性あるサービスの対価として、 ビジネスを継続できるパッケージに仕上げたもの。 だから市場にも出ている。 かつてエジソンは、「発明=1%のインスピレーション+99%の努力の結晶」と語ったが、 ベンチャービジネスも同じことがいえるのでは。。。 『ビジネスアイディア』=インスピレーション。  『ビジネスモデル』=継続的な努力の結晶。 『ビジネスモデル』として継続できる仕組みづくりが大事!  ■ 『ビジネスモデル』を築き上げるために・・・ そのために必要なこと、6点・・・ 1. 理念 中小企業が大企業と伍して戦って行くためには、 理念が必須。  社員が一致団結して同じベクトルに向かって進めば、  スカラー料×歩数×人数で、同じ方向に進む分、 数が少なくても勝てる!  理念を高く掲げて、社内を同じ方向に向けて、 少ない人数でも大企業に勝てるように。 2. 軌道修正 ロケットが宇宙衛星に到達するには、軌道修正が必要。  最終目的地に到達するためには、不断の軌道修正が必要。 3. コミュニケーション 社員とコミュニケートできてはじめて、理念を合わせられる。  外部関係者とコミュニケートできてはじめて、 適切な軌道修正ができる。  睡眠時間と一緒で、削ることができない。  とても時間がかかる、決して効率よく削ることができないもの と心得て。 4. 自己旧体制化の認識 自身の起業は36歳。今は51歳。  自分自身は齢をとり、必然的に古くなっていくが、 会社や組織は古くならないように。  とりわけ経営判断をする層が古くならないように活性化し、 革新化していく体制を。 5. 好奇心 経営体(経営陣)のサービスに対する好奇心が、 なによりも大切。 そのためにも、強い好奇心、意識の高い仲間を持つことが 大事。  進学校にいる高校生と同じことがいえるのではないか。  意識が高い仲間とコミュニケートしているから、 彼らは仲間にも刺激されて、高い目標を目指して努力する。  意識の高い経営者と近くにいること・・・とても大事!! 6. 資本政策 上場とは、パーマネントキャピタル。  上場前後で、株主バランスをどう持つか、ベンチャー企業が 理念を崩さずにどう成長していくか! この資本政策を誤ることなく。。。 (つづく)

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『ビジネス交流会』2015年2月開催のご報告

15.03.02
勉強会・セミナー

提携金融機関とのコラボレーション企画として、 ビジネスマッチング&バンクミーティングを兼ね備えた『ビジネス交流会』をスタートいたしました。おかげさまで、2月18日(第1回目)、2月27日(第2回目)とも、好評のうちに終了させていただくことができました。ご参加者様全員に、自社PRをしていただき、 「早速、ビジネスにつながりそうです」 「私の活動を支えていただく会員になっていただきました」 「別のお客様をご紹介いただきました」 「他の交流会に比べ、ゆっくり落ち着いて話ができ、自社PRの時間もしっかりあって、大変有意義でした」 等々・・・大変うれしいご感想を、多数頂戴することができました。(つづく)

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来場者30万人! 田舎館村「田んぼアート」

15.02.16
ご案内・ご紹介

■青森県南津軽郡田舎館村「田んぼアート」で、全国的いや世界的にも有名な村。昨年9月25日、天皇皇后両陛下が、稲刈りの前日・・・稲が刈られてしまう前に「田んぼアート」だけは見ておきたいと、わざわざ足を運ばれたほどの地! 電車もほとんど通っていない。あるのは、村役場前に建つ天皇皇后両陛下の行幸啓記念碑と、同村出身の田沢吉郎氏(元農林水産大臣・元防衛庁長官)の銅像くらい。今回は、突然の訪問だっただけに・・・以前から村おこしの相談を受けていた村長は海外出張中で、村長に代わって副村長と面談。(つづく)

あやうく。。母の誕生日!!

15.02.16
編集後記

2月15日。昨日は、バレンタインデー。『妻からも娘からももらえなかったなぁ。・・にしては、廊下や寝室、家じゅうの涼しいところを探し求めるかのように置いてある、あのチョコレート入りと思しき紙袋!? いや、あの物体のうち、ひとつくらいは父親に?? 』そんなことを思い出し、少し悶々とする夕刻を過ごすうちに、大事なことをすっかり忘れていたことに気づきました!! 妹からショート・メール。午後5時25分。 「今日はお母さんの誕生日なので、これから一緒に食事行きます。」(つづく)

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『中小企業向け金融支援策』

15.02.10
税務・会計

1月9日、中小企業庁が、緊急経済対策や平成26年度補正予算案を踏まえ、事業規模9兆円に及ぶ中小企業・小規模事業者向けの資金繰り支援、事業再生支援策を発表し、2月16日、この新制度の運用を開始すると発表しました。ここで、その主な内容を少しご紹介いたします。(つづく)

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『感動』の一年に!

15.01.15
学び・学問

1月も半ばを過ぎ、『今年の大計』に向かって、皆様、一年のスタートの日々を、充実したお気持ちでお過ごしのことと存じます。 年頭にあたり、今年はデイリーブログにこんな気持ちを込めてみました。 少しだけ、お付き合いいただけましたら幸いです。 ■ 1月1日 『感動』の一年に!私どもが、毎年クライアントにお届けし続けている、松下幸之助翁の日めくりカレンダー。今年の表紙は、『感動』 松下幸之助翁の『感動』に対する考え方・・・人が喜び、感動するところに、深い興味・関心が芽生え、よりよきアイディア、新たな価値が創造される。 感動とは、望ましい共同生活を築く原動力なのである。 そして、『1日』をめくると・・・ (つづく)

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『ビジネス交流会』のご案内

15.01.14
勉強会・セミナー

★2015年、JSKグループ&TFS国際税理士法人がお届けする新しいビジネスサポート! ★提携金融機関とのコラボレーション企画として、ビジネスマッチング&バンクミーティングを兼ね備えた、『ビジネス交流会』をスタートします。 中小企業のビジネスドクター・JSKグループと、ビジネスマッチング最大級の提携金融機関が力を合わせて、クライアントはじめ皆様方の営業力・業績向上に向けて、全力でサポートします!! ◆特徴1:提携金融機関とビジネスマッチング  ・クライアント&金融機関顧客“限定”の超特典  ・原則として“1業種1社&少人数形式”   ・交流会の場で、金融機関との資金相談も可   ・ビジネスマッチング最大級の提携金融機関 ◆特徴2:企業紹介&ビジネス交流会   ・ゆっくりと自社紹介&交流ができる!   ・クライアントだけだから、“安心” “信頼”   ・PR商品&イベント・・・特にPRタイムも!   ・年2回は、拡大ビジネス交流会も開催 (つづく)

『2015年 トレンド&税制改正』 

15.01.13
税務・会計

2015年がスタートしました。今年は、いったいどのような一年になるのか、ビジネス的にも、とても気になりますね。 昨年末、『2015年トレンド予測』という大変興味深い特集記事が掲載されていましたので、ご紹介しながら、トレンド&税制をからめて、ご一緒に考えてみたいと思います。 ■2015年のトレンド・キーワード・・・『新3世代消費』『グランピング』 『新3世代消費』というキーワード。 団塊の世代が祖父母になる時代を本格的に迎えて、「団塊の世代+団塊ジュニア+孫」という消費カテゴリーが牽引するのでは、という予測です。個人消費力のある段階の世代が、お金を出して、世代間で楽しむ『グランピング』もキーワードのようです。 ちなみに、『グランピング』とは、「グラマラス」と「キャンピング」とを掛け合わせた造語で、キャンプのような自然環境のなかで、高級ホテル並みの快適さやサービスを味わう、高級志向のキャンピングスタイルのことです。 私自身も未経験なのですが、是非とも一度、体験してみたくなるキーワードです! (つづく)

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『非必需品』『非日常』マーケットに活路?!

14.12.16
経営全般

■ 人口減少時代に対する考え方今年も、残すところあと半月になりました。皆様にとっては、どんな一年だったでしょうか。 私にとって、今年も充実した気持ちで楽しく参加し続けてきた会に、『会計事務所5%倶楽部』(主催:株式会社ooyaビジネスクリエイト・大谷展之氏)という隔月の定例研究会があります。 会計事務所業界の上位5%を目指そうという会計事務所が全国から集って、時代のトレンドを研究しつつ、マーケティング戦略等を勉強しています。 先日のテーマは「人口減少社会に対する考え方」。 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、いわゆる生産年齢人口(15~64歳)は、1990年→2020年にかけて約2,000万人減少。 (つづく)