「野田首相の脳裏には、きっと・・・」
2012年6月7日12:00:00 ■野田総理の脳裏には、きっと・・・ 6月4日、野田佳彦総理が内閣を再改造して、いよいよ6月21日に向けての大きなヤマ場に差しかかります。「この厳しい状況の中で首相を拝命したのも、ある種の天命。全身全霊を傾けて、一日一日、大事な決断をしていきたい」と力を込めて語っておられた姿・・・ 昨年、野田総理にお目にかかったとき、「松下幸之助さんは、『運』と『愛嬌』で、塾生を選んだと言われました。 私に『運』があるのなら、悪運ではなく「吉運」として、 日本を切り拓き、元気な日本をつくっていきたい!」「天上の人となった幸之助塾主とお会いするときに、『良い仕事をしてくれたな』と言っていただけるようにしたい。」と、しみじみと語っておられたのを思い出しました。 昭和7年(1932年)5月5日、松下幸之助翁が、松下電器創業式典で『命知元年』として、自社の使命を明らかにし、水道哲学で日本を切り拓こうと語った原点・・・野田総理の脳裏にも、きっとこの姿があったのではと思うのです。