皆さんこんにちは税理士の佐藤です……行動心理学 「極端回避」という考え方
お寿司屋さん等のランチメニューには松・竹・梅とセットメニューによる販売をよく見かけます。この方法は店の売上や利益率に大きく貢献しています。
お寿司屋さん等のランチメニューには松・竹・梅とセットメニューによる販売をよく見かけます。この方法は店の売上や利益率に大きく貢献しています。
ドラッグストアは薬を売るのが本業ですが、よく特売の卵や生鮮食品の安売りのチラシが入ることがあります。本業とはかけ離れた商品の特売をする理由はなぜでしょうか?
先月ご紹介した価格スキミングとは流行を追うアパレル商品の様に、季節の初めは高い価格で設定して売れなくなるにつれてバーゲン価格で安売る方法ですが、それとは逆に最初安くして慣れた頃にだんだん値上げをして行く方法もあります。
前回値下げで利益を増やすというお話をしました。「価格弾力性」が高い商品(価格に敏感に反応して販売量が変わる)を値下げして販売数量を増やし売上を上げることは容易ですが、一方で価格を元に戻す際には「価格の上方硬直性」が働いて値上げは難しいため、値下げは慎重にという話をいたしました。そこでこんな工夫の方法もあります。
最近の世の中はインフレ基調ですべてのものが値上げされる傾向にあります。一方で値上げではなく値下げで利益を増やす方法もあります。
しっかりと利益率を設定して商売をしているつもりでも、結果的に設定した利益率よりも低い利益率になっている場合があります。安売りはしていないつもりでもいつの間にか安売りをしてしまっているケースとはどのようなケースなのでしょうか?
これは経営の神様と呼ばれた稲盛和夫さんの言葉です。値決めこそは経営そのもので値決めに心血を注がなければならないと言っています。皆さん何となく原価に一定の利益率をかけて値決めをしていないでしょうか?
当然そんな馬鹿な事をする訳がないと思うかもしれませんが、気付かずにそんな落とし穴にハマっているケースは少なくないようです。
粗利を増やすには3つの要素があります。①売値を高くする②仕入値を安くする③販売数量を増やす3つです。そこでそれぞれの効果について考えてみたいと思います。
皆さんこんにちは税理士の佐藤です。人は自分が持っていない物を欲しがる、また稀なもの、数が限られているモノを所有したいと強く望むという性質があります。この原理をうまくセールスに使うと顧客に与える影響は大きく異なってきます。