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皆さんこんにちは税理士の佐藤です……行動心理学 「極端回避」という考え方

25.10.09
所長通信
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お寿司屋さん等のランチメニューには松・竹・梅とセットメニューによる販売をよく見かけます。この方法は店の売上や利益率に大きく貢献しています。

ランチに支払ってもよいと思う金額は社長のAさんは1000円、サラリーマンのBさんは800円、学生のCさんは500円だったとします。ここでランチメニューが700円の「竹握り」しかないとすると、AさんとBさんは「竹握り」を食べCさんはあきらめるしかありません。売り上げは1400円となります。そこで900円の「松握り」と500円の「竹握り」を追加するとそれぞれの予算でランチを選ぶことになります。Cさんも含めて売上は2100円になります。更に3つの価格帯があると「安いのは恥ずかしいし高いのは贅沢だ、真ん中が無難かなという」行動心理学 「極端回避」という考え方が生まれます、そこですしネタによって卵・マグロ・アナゴなど利益率の違う商品をうまく組み合わせて、できるだけ真ん中の商品「竹」の利幅を大きくするようにすると更に利益率をアップさせることがでます。