司法書士法人 宮田総合法務事務所

記事一覧

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相続人がいない場合の相続、「特別縁故者」と「国庫帰属」について

24.09.02
暮らし・人生にお役に立つ情報

ご自分に相続が発生したとき、ご自身に法定相続人がいない場合、どのようになるのか疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、相続人がいない場合の相続、「特別縁故者」と「国庫帰属」について簡単に解説します。  

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遺産相続における「換価分割」とは?

24.08.01
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相続において、法定相続人間で遺産を分割する際には様々な方法があり、「換価分割」もその中の一つです。今回は、換価分割とはどんな遺産分割方法なのか、活用法もあわせて簡単に解説します。

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「家族信託」を実行してアパートを確実に建替える方策とは

24.07.23
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高齢の親世代が賃貸経営しているアパートが老朽化し、数年から10年以内に建替えを検討する場合、「家族信託」を活用して建替えを実現するケースは少なくありません。 そこで今回は、あらかじめ「家族信託」を実行した上で、将来において確実かつ円滑にアパートを建替える方策について簡単に解説します。

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「遺留分」とは? 代表的な遺留分対策も紹介

24.07.23
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みなさんは「遺留分」をご存知でしょうか。 遺留分とは、法定相続人が被相続人の遺産について法律上最低限の受け取りを保証された権利を指します。 財産の所有者は、自分の遺言書によって、遺留分にとらわれずに自由に遺産の承継先(受遺者)を指定することができます。 その一方で、遺留分を満たす遺産をもらえない法定相続人は、その遺留分相当に満つるまでの金銭をその受遺者に対して請求することができます。 つまり、遺留分を侵害するような資産承継を希望する方は、将来相続トラブルが発生するリスクを踏まえて、遺言内容を慎重に検討する必要があります。 そこで今回は、遺留分対策となる代表的な施策について、ご紹介します。

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遺産分割における「代償分割」とは?

24.07.09
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遺産分割にはいくつかの手法があり、「代償分割」もその一つです。今回は、代償分割とはどのような遺産分割方法なのか、その活用方法もあわせて簡潔に紹介します。

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負担付遺贈とは? その活用法も紹介

24.07.07
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将来の相続・争族対策として、「遺贈」(遺言で財産の承継先を指定すること)をご検討されている方は多くいらっしゃるでしょう。では、遺贈の中でも「負担付遺贈」というものをご存知でしょうか。今回は、負担付遺贈とは何なのか、活用法もあわせて簡単に紹介します。

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「家族信託」の活用で共有不動産の“塩漬け”対策

24.06.23
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不動産を巡るトラブルの1つとして、共有不動産の“塩漬け”(共有者間で方針がまとまらず、適切な管理や処分ができずに放置されている状態)が挙げられます。 そこで今回は、家族信託を活用した共有不動産の‟塩漬け”対策について簡単に紹介します。

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死因贈与契約と遺言の違いとは? 使い分けのポイントも紹介

24.06.23
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自分が亡くなった後の遺産分割について、悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。遺産分割の対策はさまざまであり、それぞれ異なる特徴があります。そこで今回は、死因贈与契約と遺言の違いについて、使い分けるポイントもあわせて簡単に紹介します。

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「おしどり贈与」の活用事例と自宅の底地のみの贈与の可否

24.05.27
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~居住用不動産の贈与における配偶者控除の特例~ 自宅(居住用不動産)について、「居住用不動産における贈与税の配偶者控例の特例」を利用し、夫婦間で生前贈与することがあります。 「居住用不動産における贈与税の配偶者控例の特例」とは、婚姻期間が20年以上の夫婦の間で、居住用不動産又は居住用不動産を取得するための金銭の贈与が行われた場合、基礎控除110万円を併せ、金2,110万円まで非課税となる制度です。

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老親の‟預金凍結”対策のためにできることとは?

24.04.03
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俗にいう‟預金凍結”という言葉は、実務上、大きく分けて2つの場面・意味で使われます。1つは、口座名義人が死亡した場面です。この場合、金融機関が口座名義人の死亡を認識した時点で、年金等の入金も、公共料金や固定資産税、ローン等の引落もすべてストップします。金融機関所定の相続手続きを経ない限り、預金を移動することが一切できなくなりますので、これをもって‟預金凍結”という言い方をします。もう1つは、口座名義人の存命中に、同人の重篤な病気や認知症の進行、あるいは事故等により金融機関の窓口で各種の手続きができなくなる場面です。好きなタイミングで希望する金額を送金したり下ろせなくなる事態を指して‟預金凍結”という言い方をすることがあります。ただ、死亡時においては口座が‟完全凍結”するのに対し、この場合は、年金等の入金も口座引落も継続されますので、この段階で困った事態が生じるとは限りません。 今回は、後者のケース、つまり口座名義人たる老親が存命中において、自宅のリフォーム代として高額な資金の引き出しが難航したり、高齢者施設への入所に際して必要な入所一時金の支払いに支障が生じないように、‟預金凍結”対策としてできることを一部ピックアップして紹介します。