記事一覧

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『患者数の平準化』で患者の待ち時間を減らして満足度をアップ!

23.10.31
業種別【医業】

診療科によって差はあるものの、病院や診療所での外来患者の平均的な待ち時間は、おおむね15分以上といわれています。
患者数が多いのは経営のうえではよいことですが、多すぎると診察までに長時間待たせてしまい、結果として患者の満足度を下げることになってしまいます。
そこで重要になるのが、院内の混雑を分散させる『患者数の平準化』です。
平準化とは、物事を偏らないよう均一にする取り組みのことを指すビジネス用語です。
病院や診療所でどのように患者数の平準化を行えばよいのか、具体的に実施できる取り組みについて考えていきます。

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採用の段階で優秀な人材を見極める際のポイント

23.10.31
業種別【歯科医業】

歯科医院では歯科医師を中心に、歯科衛生士や歯科助手、歯科技工士といった複数のスタッフと連携して運営していきます。
しかし、慢性的な人手不足で人材が確保できていないという医院は少なくありません。
しかも、どんなに採用に力を入れても、必ずしも優秀な人材を採用できるとは限らないでしょう。
特に、小規模なクリニックでは雇用できる人数に限りがあるため、採用時にその応募者が優秀な人材かどうかを見極めることが重要になります。
優秀な人材を確保するために、歯科医院が採用時にできることを考えていきましょう。

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一人親方も保護対象に! 危険有害な作業を請け負わせる際の注意点

23.10.31
業種別【建設業】

労働安全衛生法に基づく省令の改正により、2023年4月1日から事業者に対して、一人親方や下請業者などに危険有害な作業を請け負わせる場合、一定の保護措置が義務づけられました。
これまで、事業者と同じ作業場所で働く請負人の安全衛生対策は、原則として本人や下請業者に任されてきましたが、今後は元請となる事業者が責任を負うことになります。
では、危険有害な作業を請負人に請け負わせる場合、事業者はどのような保護措置を行えばよいのでしょうか。
改正の背景や義務化された措置の内容などについて説明します。

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相続開始後の手続き! 知っておきたいそれぞれの手続き期限

23.10.31
業種別【不動産業(相続)】

人が亡くなると、公的手続きや遺産相続手続き、税金関係の手続きなど、残された遺族はたくさんの手続きを行う必要があります。
そして、この各種手続きには期限があるものも多いため、期日に注意しながら計画的に手続きを進めることが大切です。
今回は、相続開始後の遺産相続に関する手続きと相続税申告について説明します。

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一度手放した不動産を買い戻せる『買戻特約』の登記とは?

23.10.31
業種別【不動産業(登記)】

土地や建物などの不動産を購入する場合は、売主と買主の間で売買契約を結びます。
この売買契約に『買戻特約』という特約を付帯させておくと、売主は不動産の代金や売買契約にかかった費用を買主に返すことで、売買契約を解除して不動産を取り戻すことができます。
不動産の所有権が売主から買主に移ると、通常は所有権移転登記を行いますが、買戻特約を付帯させるときは、所有権移転登記と同時に買戻特約の登記を行う必要があります。
買戻特約の登記を抹消する方法なども含めて、売主と買主、両方の立場から買戻特約の登記について説明します。

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マーケティング活動で要注意!『文化の盗用』を避ける

23.10.24
ビジネス【マーケティング】

特定の国や民族などの文化を、ほかの文化圏の人々が表層的に流用することを『文化の盗用』といいます。
海外ではSNSなどで文化の盗用に対する炎上が相次いでおり、当事者が謝罪に追い込まれることも少なくありません。
あまりなじみのなかった日本でも、グローバル化とともに文化の盗用という概念は広まりつつあります。
マーケティング活動で文化の盗用をしてしまうと、故意か否かにかかわらず、大きな批判を浴びる可能性があるため注意が必要です。
そこで今回は、海外の事例を交えながら、文化の盗用をしないためのポイントを解説します。

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『カスハラ』と『感染症』が追加! 労災認定基準を理解しておく

23.10.24
ビジネス【人的資源】

『労災』とは労働災害の略で、労働者が就業中や通勤中にこうむった負傷や疾病、死亡などのことを指します。
労災が労働基準監督署長によって認定されると、被災した労働者に対して、国が給付金などの補償を行います。
この労災を認定するための基準を『労災認定基準』と呼びます。
2023年9月1日には、心理的負荷による精神障害の労災認定基準にカスタマーハラスメント(以下カスハラ)や感染症等のリスクが新たに追加されることになりました。
労災が起きた際に迅速に対応ができるように、改正された労災認定基準について理解を深めておきましょう。

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どちらが子どもを引き取る? 親権者になる条件と全体的な流れ

23.10.24
ビジネス【法律豆知識】

未成年の子どもがいる親は、子どもを育てるために必要な権利と義務である『親権』を持ち、法律上は『親権者』と呼ばれます。
婚姻中は父母の両方が親権を持っています。
しかし、離婚した場合、日本では父か母のどちらか一方しか親権者になれません。
通常は、夫婦間の話し合いで子どもを引き取る親権者を決めますが、話し合いで親権者が決まらないときは調停や裁判で親権者を決めることになります。
議論が進んでいる『共同親権』に関する話題なども交えながら、離婚時に親権者となる条件や全体的な流れについて解説します。

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従業員を『休職』させる際に注意しておきたいこと

23.10.24
ビジネス【労働法】

働く意思のある従業員が何らかの事情によって労働が困難になり、会社の都合や法的な制度などにより一定期間の労働を免除することを『休業』といいます。
一方、従業員が自分の都合により、雇用関係を継続したまま長期に渡って休む場合は『休職』となり、休業と休職は休んでいる期間の会社からの給与支払い義務などが異なります。
休業と異なり、休職には法律上の定義がなく、休職制度の内容は会社の裁量に任されています。
しかし、適正な休職制度設計を行い、正しく運用しないと、労使トラブルに発展してしまう可能性もあるので注意しなければいけません。
今回は、休職制度を就業規則に導入する際の注意点を説明します。

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消費税を『簡易課税』で申告するメリットと適用の要件

23.10.24
ビジネス【税務・会計】

消費税の申告の際には、売上にかかった受取消費税から仕入れにかかった支払消費税を差し引く『仕入税額控除』の計算を行います。
こちらは、生産、流通などの各取引段階で二重三重に税がかかることのないよう、税が累積しない仕組みがとられています。
しかし、すべての取引について控除額を計算するのは非常に手間と時間がかかります。
そこで、通常の計算方法である原則課税のほかに、『みなし仕入率』をもとに納税額を求めることのできる『簡易課税制度』が設けられています。
インボイス制度のスタートに伴い免税事業者から課税事業者となった事業者にも関係する、簡易課税制度について説明します。