ミニコラム「組織原則が組織運営の問題を解決する」編
<甘辛評価は解消するのではなく統一の原則>人事制度を導入するときの問題の1つは「上司の評価に甘辛がある」ことです。評価の甘い上司がいて、辛い上司がいる。これはどこの会社にもあることです。この2つのパターンの上司がいて困るのは、上司の評価をそのまま昇給や賞与を決定する際の処遇決定の評価として活用できないことです。そのため、経営者が悩んだ末に上司の甘辛を修正して、昇給・賞与を決定することになります。その評価の修正や決定をしながら、経営者は悩むのです。