内職を依頼するなら知っておきたい『家内労働法』とは
製造・加工業者や問屋から原材料の提供を受け、自宅で物品の製造や加工などを行う働き方のことを『家内労働』と呼びます。
いわゆる「内職」を行う家内労働者は、製造・加工業者をはじめとした委託者と雇用関係にないため、労働基準法が適用されません。
そのため、家内労働者を保護し労働条件の向上と生活の安定を図るため、1970年に「家内労働法」が施行されました。
家内労働法では、家内労働者に対する工賃の支払いや、安全および衛生の確保などについて定めています。
委託者が遵守しなければならない、家内労働法の規定について解説します。