あなたの周りに「メンドクサイ人」を置いていますか?
パラリンピック期間中に「アニメ・イン・ザ・ダーク」というテレビ番組を見ました。 パラリンピック競技であるゴールボールを表現するアニメの制作過程を追ったドキュメンタリーです。 ゴールボールは、簡単に言うと「目隠しをした3対3のハンドボール」です。 番組の主人公は、アニメ制作監督の高橋さん。 目の見えない状況にあるゴールボール女子日本代表が、なぜ敵のフェイントに惑わされずに、敵やボールの位置を把握できるのか?に迫るアニメを作ろうとします。 そのために目指したのは、私たちから見えるゴールボールという競技ではなく、目隠しされた選手たちがどう視えているか?選手の脳内のイメージを描こうとしました。 この番組で一番印象に残ったシーンは、番組後半に高橋さんが、「みんな〇〇〇にメンドクサイです。おかげで収集つきませんけど。」と言って満足そうに笑ったシーンです。 収集がつかないのに、なぜ、高橋さんは満足げだったのでしょうか?