薬を飲まない&服薬を止める『アドヒアランス不良』の患者にできること
診察時に「薬をきちんと飲んでください」と伝えても、実際には服薬を忘れたり、自己判断で中断したりする患者がいます。
認知症などの場合、自身が病気であるという認識がないため、「薬なんて必要ない」と服薬を拒否してしまうケースがあります。
また、症状がよくなってくると、「もう大丈夫」と考え、自己判断で服薬を止めてしまう患者も少なくありません。
これらは、医師の指示通りに服薬しない、いわゆる「アドヒアランス不良」と呼ばれる状態です。
薬を飲まない・止めてしまうアドヒアランス不良の患者への対応について、その原因や対策などを考えていきます。