介護福祉士の受験者・合格者数が大幅減少! 介護事業における介護福祉士の役割と今後期待されることとは?
「介護福祉士」とは、介護業界では唯一の国家資格で、介護サービスの中心となる重要な資格です。
介護現場において「介護福祉士」は、他の職員と比べて、より高い専門的な技術力や能力を有する者として位置づけられており、より質の高い介護サービスを実現するために期待されています。
ただし、平成29年(第29回)の介護福祉士試験では受験者数が前年の15万2573人(第28回)から7万6323人へと約半数まで減少、合格者数は8万8300人から5万5031人へと急激に減少しています。
ただし、合格率は57.9%から72.1%へと増加しており、国家資格としては合格率の良い資格であると言えます。
では、なぜこんなに受験者数が減少したのか? その理由は国の施策にあります。