引越し作業など、従業員に“変則的な仕事”をさせるときの賃金の取り扱い
会社を経営していると、会社の移転に伴う引越しや社内の清掃など、いわゆる変則的な仕事が発生することがあります。
大手企業であれば外注の業者に依頼するところですが、中小企業の場合は外注コストを割くのが難しく、従業員総出で行うことも多いでしょう。
こういった通常業務ではない仕事は、労務管理上どのように捉えればよいのでしょうか。
今回は、労働基準法と照らし合わせて、変則的な仕事をさせる場合の賃金の取り扱いなどについて解説します。