雇用調整助成金の特例、今後は?
業績の悪化により社員を休業させなくてはならなくなった事業主に対して支給される「雇用調整助成金」。昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響により、支給率の増額や申請書類の簡素化等、大幅な特例が設けられています。この「雇用調整助成金」について、3月7日までにすべての都府県で緊急事態宣言が解除されれば、特例期間の延長は4月末までということがアナウンスがされています。この場合、4月末までは現行通りに中小企業では支給率10分の10、日額上限が15,000円ですが、5月以降はこれを段階的に縮小することになります。5〜6月は中小企業の支給率は10分の9、日額上限は13,500円になる予定です。ただし、感染拡大地域についてはこれまで通りにするとのこと。では、その後はどうなるのでしょうか?