ファイナンシャル・プランナー花輪陽子のシンガポールたより vol.96
こんにちわ。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。2026年の香港・シンガポールにおけるファミリーオフィス政策の最新動向――誘致競争からエコシステム競争へ 本稿の要旨• 香港のSFOは2025年末時点で3,384拠点と推計され、2023年末から2年間で約25%増加した。• 香港の成長を単純に「中国マネーの流入」と捉えることは適切ではなく、「中国と世界をつなぐウェルス・ハブ」としての機能が重要である。• シンガポールでは2026年、SFOに関する規制・税制の運用が相次いで見直され、Substanceを重視しつつ立ち上げ・運営上の負担を軽減する方向が示されている。• 今後の競争軸は税制だけではなく、人材、資本市場、投資機会、専門サービスを含む「ファミリーオフィス・エコシステム」へ移行すると考えられる。