災害時に活動する災害派遣医療チーム『日本DMAT』とは?
多くの傷病者が発生する自然災害や大規模事故では、緊急度や重症度の高い患者へ対応できる急性期の医療提供体制が重要とされています。 2005年に、この災害時に活動するための機動性を備えた医療チームとして、『日本DMAT(Disaster Medical Assistance Team)』が発足しました。 DMATの構成メンバーは、医師1名、看護師2名、業務調整員1名の合計4名を最低人数とし、災害や事故の発生時には複数のチームが全国から被災地域に駆けつけ、傷病者の治療や医療支援に当たります。 今回はDMATの具体的な活動内容や、隊員になる条件、所属する病院の役割などについて解説します。