社会保険労務士法人杉原事務所

記事一覧

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個人事業主が『商号登記』を行うメリットと手続き方法

24.04.02
業種別【不動産業(登記)】

法人を設立する場合は、会社法に基づき、法務局で『商業・法人登記』を行う必要があります。 個人事業主であれば法人のように登記を行う義務はありませんが、自主的に『商号登記』を行うことが可能です。 商号登記は義務ではありませんが、登記申請をしておくことで、個人事業主の『屋号』が一般に広く公開され、社会的な信用を得ることができます。 今回は商号登記の内容と、手続きの方法について説明します。

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言論弾圧や活動妨害などの目的で行われる『スラップ訴訟』とは?

24.03.26
ビジネス【企業法務】

大企業など社会的に強い立場の者が、個人や零細企業など比較的弱い立場の者に対して、言論や活動を抑圧する目的で行う民事訴訟のことを『スラップ訴訟』といいます。 もともとは訴訟大国のアメリカで生まれた概念で、近年は日本でもスラップ訴訟に該当する民事訴訟が増えてきました。 スラップ訴訟は強者から弱者への弾圧となりますが、抑止する法律の規制が進むアメリカに対して、日本ではまだ法規制が進んでいません。 当事者となった場合を想定しながら、スラップ訴訟についての理解を深めていきましょう。

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自転車の交通違反に『青切符』! どんな違反が対象になる?

24.03.26
ビジネス【法律豆知識】

自転車は普段の買い物から通勤・通学まで、日常生活に欠かせない移動手段の一つです。 しかし、車やバイクなどとは異なり、運転免許がなくても運転できることから、信号無視や踏切の立ち入りなどの違反行為が後を絶たず、自転車対歩行者事故件数や自転車による法例違反の取締り件数は増加傾向にあります。 これを受け、警察庁では交通ルールに違反する運転を行なった自転車の運転者に対し、『青切符』を交付する反則金制度を導入する方針を固めました。 青切符を導入した背景や、該当する違反行為などについて解説します。

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『ダイバーシティ』に対応! 多様性のある『就業規則』を作るには

24.03.26
ビジネス【労働法】

常時10人以上の労働者を使用している事業場では、労働基準法に基づき、賃金や労働時間などについて定めた『就業規則』を作成することが義務づけられています。就業規則は法令の改正や社会の状況、時代の変化などに合わせて見直すものですが、創業時に作成した就業規則をそのまま使用している場合は、不測の事態をもたらすリスクが懸念されます。働き方や人材が多様化する現在においては、昔のままの就業規則が従業員の意識との乖離を起こし、さまざまな問題を引き起こすきっかけにもなりかねません。多様性のある就業規則の作り方について解説します。

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どうする電帳法? 未対応に対する新たな『猶予措置』の要件とは?

24.03.26
ビジネス【税務・会計】

電子帳簿保存法(以下、電帳法)が2022年1月に改正され、猶予期間の終了により2024年1月1日から電子取引データ保存の義務化がスタートしました。 法人税や所得税に関して、帳簿や書類の保存義務が課されている法人や個人事業主は、電子取引データの保存に対応する必要があります。 猶予期間終了後も未対応のままでいると、過料や加算税が科せられる可能性がありますが、一定の要件を満たすことで猶予措置を受けることができます。 今回は電子取引データの保存義務化で注意すべきポイントについて説明します。

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GW明けの離職を防ぐ! 『メンター制度』で相談できる環境を構築

24.03.26
ビジネス【人的資源】

GW(ゴールデンウィーク)は新卒の新入社員にとって、4月に入社してから初めての大型連休になります。 英気を養うための大型連休ですが、連休中とのギャップや、慣れない仕事へのストレスなどにより、GW明けからメンタル不調に陥ってしまう新入社員もいます。 メンタル不調は離職につながる可能性もあり、企業としては貴重な人材を失うことにもなりかねません。 不安や悩みを抱えた社員をフォローする『メンター制度』の概要や、導入手順などを解説します。

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企業を成長させる『ステークホルダー・エンゲージメント』の重要性

24.03.26
ビジネス【マーケティング】

顧客や株主、従業員や取引先、関連団体、行政、地域住民など、企業の活動に関係するすべての利害関係者のことを『ステークホルダー』と呼びます。 企業の存続と成長に大きな影響を及ぼすステークホルダーは、事業で意思決定を行ううえで必要不可欠な存在であり、企業はステークホルダーのニーズや関心を把握することが何よりも重要になります。 このように、ステークホルダーをよく理解し、企業の活動に反映させていく活動のことを『ステークホルダー・エンゲージメント』といいます。 企業の活動になくてはならない、ステークホルダー・エンゲージメントについて考えていきましょう。

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令和6年度の雇用保険料率は昨年からの据え置き

24.03.25
法令等改正情報

 厚生労働省は令和6年4月1日から令和7年3月31日までの雇用保険料率を発表しました。

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10月からの社保適用拡大に向けた事前準備を始めましょう

24.03.25
法令等改正情報

令和6年10月より、「従業員が51人以上の事業所」を対象として社会保険適用拡大が実施されます。実施まで残すところあと半年程度というタイミングとなりますが、加入対象となる従業員との今後の良好な雇用関係や、円滑な取得手続きに備え、事前準備を順次行っていく必要があります。

業績改善がみられない企業も6割が賃上げ予定

24.03.25
人事労務情報

 日本商工会議所が発表した「中小企業の人手不足、賃金・最低賃金に関する調査」によると、令和6年度に賃上げを実施予定と回答した企業の割合は61.3%(前年58.2%)となっており中小企業でも賃上げの流れが広がっている状況であることが分かりました。