がん治療と仕事の両立支援の取り組みを知り、患者さんに伝えよう
平成29年2月初旬に、内閣府が実施している「がん対策に関する世論調査」の結果が公表されました。 「がんについてあなたが知っていること」という項目の調査結果は、以下になります(パーセンテージは各項目について知っている人の割合)。 (1)「日本では、死亡者の約3人に1人が、がんで死亡している」…43.4%(前回43.6%) (2)「日本では、約2人に1人が、将来、がんにかかると推測されている」…31.3%(前回26.7%) (3)「がん全体の5年生存率は50%を超えている」…29.5%(前回24.3%) (2)(3)の項目は前回より5%前後、知っている人の割合が増加しています。がんの現状に対する認知度は上昇しています。 一方、「がんと診断されて5年後に生存している患者の割合(5年生存率)は50%を超えている」ことを、「7割以上の人が知らない」とも読み取れます。