生保各社が販売停止した「節税保険」もまだ入れる!?
中小企業の経営者が死亡すると数億円単位の死亡保険金がもらえる生命保険商品で、払い込んだ保険料を全額会社の経費として計上できる上(「全損」と言われる)、一定期間経過後に中途解約すると保険料の大部分が「解約返戻金」として戻ってくる設計である故、中小企業の節税策の常套手段として利用されてきたのが、いわゆる「節税保険」です。 今回、過度に法人税の節税効果を高めた内容や売り方を問題視してきた国税庁と金融庁が、この「節税保険」にメスを入れ、生保各社は節税保険の販売停止や商品の見直しを迫られている。 だが、全ての保険会社の節税に使える保険商品が販売停止になった訳ではないことに注意して頂きたいです。