信託監督人と受益者代理人ってなに?
成年後見制度においては、家庭裁判所によって監督を受けなければなりません(任意後見制度の場合は、後見監督人が必須になっています)。そのため裁判所によって、成年後見人として妥当だとされる人物が選定されます。弁護士や司法書士、社会福祉士、税理士といった専門家が選ばれることが多いですが、家族や友人が選任されるケースもあります。
しかし家族信託においては、監督機関はありません。そこが家族信託の魅力でもあり、リスクのひとつでもあります。