負けない組織の創り方~何故やり方は同じなのに結果が違うのか?
サッカーJ1リーグ
川崎フロンターレの独走が止まりません。
J1が開幕して前半がほぼ終わりましたが、
いまだに負けなしです。
前監督の風間氏と鬼木監督の
目指すサッカースタイルはほとんど同じなのに、
鬼木監督になってからタイトルを取りまくっています。
以前のチームは強さともろさが同居していたので、年間を通して取りこぼしが多かった気がします。
しかし、今のチームはそういったことがありません。
「やり方」は以前と同じなのに、出ている成果が違う。
なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
川崎フロンターレの独走が止まりません。
J1が開幕して前半がほぼ終わりましたが、
いまだに負けなしです。
前監督の風間氏と鬼木監督の
目指すサッカースタイルはほとんど同じなのに、
鬼木監督になってからタイトルを取りまくっています。
以前のチームは強さともろさが同居していたので、年間を通して取りこぼしが多かった気がします。
しかし、今のチームはそういったことがありません。
「やり方」は以前と同じなのに、出ている成果が違う。
なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
サッカー漫画「ジャイアントキリング」で考える
チームが強くなっていく過程を描いたマンガに、
「ジャイアントキリング」というマンガがあります。
元プロサッカー選手が、
弱小プロサッカークラブの監督に就任し、
ジャイアントキリング(大番狂わせ)を起こしていく過程を描いたマンガです。
このマンガにこんな話があります。
チームがだんだん強くなってきたタイミングで、
「川崎」がモデルとなる強豪チームとの対戦をむかえます。
しかし、その試合はチームの絶対的エースと、
精神的支柱であるキャプテンの主力2名の欠場が決まっていました。
そんな状況にもかかわらず主人公は、
食堂のおばちゃん、選手、フロントスタッフたちが全員でカレーを作り、
地元の人たちと一緒になって食べる、「カレーパーティー」を行います。
その風景を見ていた主人公は
「これがクラブだよ」
と語るんですね。
「ピッチに立って戦うのは11人・・・。」
「でも、それだけじゃリーグ戦の長丁場は戦えない。」
「ベンチ・フロント・サポーター・クラブに関わるたくさんの人・・。」
「そのすべてが同じ方向を向いて、同じ気持ちで戦うんだ。」
「それが出来れば、チームはもっと強くなる。」
「チーム」のメンバーは誰?
「チーム」というものを考えるときに、
私たちは普通、選手監督・コーチ・チームスタッフをメンバーだと考えます。
しかし、主人公は、
スポンサー、サポーターや、地域(ホームタウン)も含めてチームとして考えています。
それらすべてが1つのチームになって初めて、
本当に強いチームができる・・。
主人公は、カレーパーティーで、
そういったビジョンを見せようとしたのでしょう。
そして、取りこぼしが極端に少なくなった今の川崎フロンターレにも、
「負けないビジョン」みたいなものが
サポーターや地域などを含めた、
チーム全員で共有されているのではないか?
そう思わずにはいられません。
働き方改革の描くビジョンも同じ。
国の方針として進められている、
「働き方改革」ですが、
目指すべきビジョンは実は同じです。
職場で働くのは従業員ですが、
彼らにはそれを支える家族がいます。
また、従業員が作る商品や提供するサービスが、
地域に選ばれなければ企業の存続は難しくなります。
働き方改革は、
従業員の待遇改善や業務の効率化に焦点が当たります。
しかし、働き方改革の結果、
従業員の家族や地域から選ばれる企業を目指すのが、本当のビジョンなのです。
働き方改革を進めるのであれば、
働き方改革が進んだあとはどんな未来が待っているか?
といったビジョンを、
従業員と共有することから始めましょう。
遠回りに見えるかもしれませんが、
結果的にこれが一番の近道です。
未来が見えない昨今だからこそ、
私たち自身で未来を作っていきましょう。
働き方改革を始めるならビジョンの共有から
カレーパーティ-は、
次の試合に向けての練習の時間を使って行われました。
ですので、一部のレギュラーから、
「次の試合が控えているのに、お遊びに付き合っている暇はない!」
といった反発もありました。
しかし、食堂のおばちゃんをサポートしてカレーを作り、
チームスタッフも一緒になって地域の人と触れ合うことで、
「周りのサポートがあるからサッカーに専念できる。」
「自分たちが地域の人たちに必要とされている。」
ということが実感できたんだと思います。
そういった「自己重要感」は活力につながります。
マンガでは、この試合以降、
チームはさらに上昇カーブを描いていきます。
もし、あなたが、これから働き方改革に取組む。
すでに取組んでいるけど、なんかうまくいっていない・・。
というチームに属しているのであれば、
「その働き方改革の先に、このチームのメンバーはどのように働けているか?」
「その結果、会社以外の時間をどのように過ごせているか?」
をチームで話し合ってみましょう。
チームが強くなっていく過程を描いたマンガに、
「ジャイアントキリング」というマンガがあります。
元プロサッカー選手が、
弱小プロサッカークラブの監督に就任し、
ジャイアントキリング(大番狂わせ)を起こしていく過程を描いたマンガです。
このマンガにこんな話があります。
チームがだんだん強くなってきたタイミングで、
「川崎」がモデルとなる強豪チームとの対戦をむかえます。
しかし、その試合はチームの絶対的エースと、
精神的支柱であるキャプテンの主力2名の欠場が決まっていました。
そんな状況にもかかわらず主人公は、
食堂のおばちゃん、選手、フロントスタッフたちが全員でカレーを作り、
地元の人たちと一緒になって食べる、「カレーパーティー」を行います。
その風景を見ていた主人公は
「これがクラブだよ」
と語るんですね。
「ピッチに立って戦うのは11人・・・。」
「でも、それだけじゃリーグ戦の長丁場は戦えない。」
「ベンチ・フロント・サポーター・クラブに関わるたくさんの人・・。」
「そのすべてが同じ方向を向いて、同じ気持ちで戦うんだ。」
「それが出来れば、チームはもっと強くなる。」
「チーム」のメンバーは誰?
「チーム」というものを考えるときに、
私たちは普通、選手監督・コーチ・チームスタッフをメンバーだと考えます。
しかし、主人公は、
スポンサー、サポーターや、地域(ホームタウン)も含めてチームとして考えています。
それらすべてが1つのチームになって初めて、
本当に強いチームができる・・。
主人公は、カレーパーティーで、
そういったビジョンを見せようとしたのでしょう。
そして、取りこぼしが極端に少なくなった今の川崎フロンターレにも、
「負けないビジョン」みたいなものが
サポーターや地域などを含めた、
チーム全員で共有されているのではないか?
そう思わずにはいられません。
働き方改革の描くビジョンも同じ。
国の方針として進められている、
「働き方改革」ですが、
目指すべきビジョンは実は同じです。
職場で働くのは従業員ですが、
彼らにはそれを支える家族がいます。
また、従業員が作る商品や提供するサービスが、
地域に選ばれなければ企業の存続は難しくなります。
働き方改革は、
従業員の待遇改善や業務の効率化に焦点が当たります。
しかし、働き方改革の結果、
従業員の家族や地域から選ばれる企業を目指すのが、本当のビジョンなのです。
働き方改革を進めるのであれば、
働き方改革が進んだあとはどんな未来が待っているか?
といったビジョンを、
従業員と共有することから始めましょう。
遠回りに見えるかもしれませんが、
結果的にこれが一番の近道です。
未来が見えない昨今だからこそ、
私たち自身で未来を作っていきましょう。
働き方改革を始めるならビジョンの共有から
カレーパーティ-は、
次の試合に向けての練習の時間を使って行われました。
ですので、一部のレギュラーから、
「次の試合が控えているのに、お遊びに付き合っている暇はない!」
といった反発もありました。
しかし、食堂のおばちゃんをサポートしてカレーを作り、
チームスタッフも一緒になって地域の人と触れ合うことで、
「周りのサポートがあるからサッカーに専念できる。」
「自分たちが地域の人たちに必要とされている。」
ということが実感できたんだと思います。
そういった「自己重要感」は活力につながります。
マンガでは、この試合以降、
チームはさらに上昇カーブを描いていきます。
もし、あなたが、これから働き方改革に取組む。
すでに取組んでいるけど、なんかうまくいっていない・・。
というチームに属しているのであれば、
「その働き方改革の先に、このチームのメンバーはどのように働けているか?」
「その結果、会社以外の時間をどのように過ごせているか?」
をチームで話し合ってみましょう。