今、なぜチームビルディングが必要なのか?
個人の強みや長所を最大限活かす組織づくり
のことを言います。
その目標とするところは、
今いるメンバーで業績をあげるチームを作ることです。
では、なぜ今の時代にチームビルディングが必要とされているのでしょうか?
人材の多様性とビジネス環境の複雑化
高度経済成長期までは、モノを作れば売れた時代でした。
大量生産・大量消費の時代なので、重要だったのは効率性でした。
そのような状況で、指示命令系統もトップダウンが有効でした。
社員も、「頑張れば豊かになる」という価値観があり、
言われたことをそのままやれば成果が出る時代でした。
しかし、今のビジネスを取り巻く環境は大きく変わりました。
モノは売れなくなり、グローバル化が進みました。
最近、新聞などでも取り上げられるようになりましたが、
今の時代はVUCA(ブーカ)の時代と言われているようです。
日本語訳で説明すると、
「変動性」「不確実性」「複雑性」「曖昧性」の高い世の中になったのです。
そのような世の中であるため、ビジネスの環境も
「頑張っても豊かになるとは限らない」
「大企業ですら安泰ではない。」
「大災害が起これば明日の仕事の保証も無い」
という時代になりました。
その結果、働く人々の価値観は多様化し、
トップダウンの指示命令系統では世の中の変化に対応できなくなったのです。
働く人の価値観の多様化に加え、
バブル崩壊以降は「効率化」だけに焦点があたったこともあり、
必要なコミュニケーションの時間が減少したことも、
生産性の高い組織づくりが難しくなった要因となっています。
現在では、生産性の高い組織を自然に作るのは難しく、
生産性の高い組織を意図的に作っていく必要があるのです。
私がチームビルディングにこだわる訳。
チームビルディングは、
個人の強みや長所を活かす組織づくりを言います。
色々な調査により、強みに注目した経営を行うと、
生産性が上がるだけでなく、社員幸福度も上がることが分かっています。
私もチームビルディングに出会い、自分の強み・弱みを知り、
強みを強化して、弱みを補う経営を設計するようになってから、
仕事や人生がより楽しくなりました。
自分の実体験を他の人にも体験してほしい。
これが、私がチームビルディングにこだわる理由です。
会社の社員が幸せに働き、利益も上がる。
そんな会社が多い社会を広げていきたいと、真剣に考えています。