社会保険労務士法人村松事務所

記事一覧

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老朽化する建物が急増! コストを抑えて医療施設を建て替えるには

25.08.05
業種別【医業】

現在、全国の多くの病院や診療所が施設の老朽化という問題に直面しています。2023年の「病床機能報告」をもとに行なったNHKの調査によると、法定耐用年数である築40年を超える病棟を持つ病院が、全国で1,600施設以上に上ることがわかりました。医療提供の質を維持し、患者や医療従事者の安全を守るためには、これらの老朽化した施設の建て替えが不可欠です。しかし、多額の費用が必要となる建て替えは、病院にとって非常に大きな負担であり、資金調達や計画の策定は容易ではありません。老朽化の進む医療施設について、コストを抑えながら建て替える方策を探ります。

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『熱中症対策』の義務化がスタート! 企業が取るべき対応とは?

25.07.29
ビジネス【労働法】

近年の夏季は猛暑が続くことが多く、熱中症患者も増加傾向にあり、職場における熱中症対策が大きな課題の一つとなっています。厚生労働省によって労働安全衛生規則が改正され、2025年6月1日からは、すべての事業者に対して、職場における熱中症対策が罰則つきで義務化されました。これまでの熱中症対策は、あくまで事業者の努力義務とされていましたが、今回の改正によって、より具体的な対策を講じることが求められます。従業員の健康と安全を守るためにも、義務となった熱中症対策の内容を把握しておきましょう。

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『サポカー(サポートカー)』と限定免許制度で交通事故は防げる?

25.07.29
ビジネス【法律豆知識】

高齢ドライバーの運転は、家族にとっても大きな心配事の一つです。しかし、運転免許の返納は高齢者本人の生活スタイルを大きく変えることになり、なかなか返納を促しづらいという人も少なくありません。もし、運転に不安を抱える高齢者が家族にいるのであれば、選択肢の一つとして検討したいのが「安全運転サポート車」、通称「サポカー(サポートカー)」への乗り換えです。サポカーは、ドライバーの安全運転を助けてくれる先進技術が搭載された車のことを指します。今回は、高齢者の交通事故を防ぐためのサポカーの有用性について、解説します。

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新しく事業を始めるなら『中小企業新事業進出補助金』を検討しよう

25.07.29
ビジネス【税務・会計】

新規事業を考えている事業者を後押しする「中小企業新事業進出補助金」が2025年よりスタートしました。この制度は、今までの事業とは異なる新しい分野へ進出したい中小企業を支援する目的で新設されました。最大9,000万円もの補助を受けられる可能性があるため、これまでの補助金制度と比較しても、非常に手厚い内容となっています。すでに第1回の公募は終了しているものの、年内や翌年初頭に第2回以降の公募が行われる見込みです。制度の詳しい中身や補助を受けるための要件について、解説します。

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政府も後押し!『ジョブ型人事指針』の中身とジョブ型雇用の注意点

25.07.29
ビジネス【人的資源】

2024年8月28日に、内閣官房は「ジョブ型人事指針」を公表しました。この指針では、ジョブ型人事制度を導入している先進的な20社の具体的な事例を紹介しており、これから導入を検討する企業にとって、非常に実践的な手引きとなるものです。指針の公表は、ジョブ型人事制度への関心が高まっているなかで、その流れをさらに加速させるものとみられています。一方で、ジョブ型人事に抵抗感を持つ企業も少なくありません。今回は、ジョブ型人事指針が公表された理由や、ジョブ型人事制度のメリットとデメリットなどを解説します。

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そのビジネスモデルは大丈夫?『公序良俗』に反するケース

25.07.29
ビジネス【企業法務】

新たなビジネスモデルを検討する際、その斬新さや収益性に目を奪われがちですが、法的な問題点がないか検証することも非常に重要です。ビジネスに深く関連する民法には、法律行為の根底にある重要な考え方として「公序良俗」という概念が定められています。たとえ画期的なビジネスに見えても、その実態が民法に定められた公序良俗に反したものであれば、そのビジネスは成り立たないかもしれません。こうしたリスクを回避するためにも、公序良俗という概念を正しく理解しておきましょう。

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静かなことが価値になる?『クワイエット』ブームを分析

25.07.29
ビジネス【マーケティング】

さまざまな領域や分野において、多種多様なトレンドが生まれるなか、最近注目を集めているのが、静かさや控えめ、落ち着きなどに重きを置く「クワイエット」ブームと呼べる現象です。このブームは、ファッションやインテリア、ライフスタイルの領域にまで広がっており、社会の価値観に変化をもたらしています。なぜ今、クワイエットが新たな潮流となっているのでしょうか。ブームの理由やクワイエットを意識したマーケティング戦略の重要性などについて、解説します。

浜松東法人会主催 労務セミナー(9/9) ハラスメントのない快適な職場環境をつくろう!~パワハラ・セクハラ・カスハラ等は撲滅~

25.07.15
セミナー案内

【日 時】2025年 9月9日(火)13:30~15:00【場 所】浜松市総合産業展示館 北館4階1号ホール【定 員】120名(先着順)【参加費】無 料【詳細・申込】https://hojinkai.zenkokuhojinkai.or.jp/hamamatsuhigashi/

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★★ご好評につきオンラインで追加公開決定★★(9/11・10/14) 中小企業のためのビジネスと人権セミナー

25.07.15
セミナー案内

企業活動における「人権」の重要性がますます高まっています。企業の社会的責任(CSR)や持続可能な経営の一環として、人権を尊重する姿勢が求められており、中小企業においても無視できない課題となっています。「ビジネスと人権」を取り巻く課題を知らないと、某テレビ局のようにいきなり取引停止となってしまうことも…。本セミナーでは具体的な事例を交えながら、企業と人権について解説し、適切な対応を行うためのポイントを分かりやすくお伝えします。※公開内容は、5/15(木)に開催したセミナーを録画したものです。  

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改正雇用保険法が施行!『教育訓練休暇給付金』の創設にどう対応する?

25.07.08
ビジネス【労働法】

2024年5月10日に成立した「雇用保険法等の一部を改正する法律(改正雇用保険法)」は、多様な働き方を支えるための「セーフティネットの構築」および「人への投資の強化」を目的としており、改正内容は雇用保険の対象拡大や教育訓練支援など、多岐にわたります。改正法は順次施行されますが、特に2025年10月1日から施行される「教育訓練休暇給付金」の創設は、企業にとって今後の労務管理や人材育成戦略を考えるうえでの重要なポイントとなります。今回は、教育訓練休暇給付金について対応すべきポイントに焦点を当て、その具体的な内容を解説していきます。