コーディアル人事労務オフィス

記事一覧

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「できる」前提で部下を育てる

14.09.28
ビジネス【人的資源】

プロスポーツの指導者には、ふたつのタイプがある。 選手が「できない前提」に立ったチーム作りと、「できる前提」に基づいたチーム作りである。 前者のアプローチは、選手に「できない」ことはさせずに、「できる」ことをとにかく徹底してやらせるというものだ。 選手が持っている「1」の力が「0.5」や「0.8」に低下しない働きかけをすることで、安定感のある戦いを実現させる。 短期的な成果を上げるには有効な手立てだ。

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生産性を上げるにはワキから攻める方法も?

14.09.14
ビジネス【人的資源】

何のために生産性を上げますか? おそらく企業は競争力を高めるためでしょう。 それもいまは地球上で競争する時代ですから、国際競争力が問題になります。 毎年、スイスのビジネススクールから発表される国際競争力ランキングというのがあります。 2014年の60ヵ国中では、アメリカが1位で日本は21位でした。 国際競争力というのは、企業にとってのビジネス環境を表すもので、ここでは経済状況・財政政策・ビジネスの効率性・インフラを毎年調査します。 1990年代に調査が始まったころは、日本が1位になった年も1回ありましたが、そのほかでは日本は2位をキープ。 それが失われた20年の間の、日本の凋落ぶりは絵に描いたようです。

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家族的な雰囲気の作り方

14.08.31
ビジネス【人的資源】

企業活動やスポーツを問わず、 円滑に機能する組織は意見交換がスムーズだ。 「風通しが良い」と言われるチームやグループは、 個人の立場を越えた忌憚のない意見のやり取りがある。 アメリカのプロ野球メジャーリーグは、 多くのチームが試合後にスタジアムで食事をする。

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ホワイトカラーの生産性とは?

14.08.15
ビジネス【人的資源】

東日本大震災が起こった2011年3月11日、 茨城県の住友金属鹿島製鉄所は 津波こそ受けなかったものの 莫大な被害を蒙りました。 高炉作業は停止しましたが、 会社は付属の火力発電所は復興可能と見て、 復旧に全力を尽くしました。 というのは、当時、東京電力の発電機能が動かず、 管内の電力供給は危機的な状況だったのです。

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成功する組織の「雰囲気」とは?

14.08.03
ビジネス【人的資源】

スポーツでも企業でも、組織を束ねるリーダーは雰囲気を大切にする。 3人の小さなチームでも、数百人規模の大規模なプロジェクトでも、 組織が円滑に機能するためには雰囲気が大切だ。

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生産性っていったい何?

14.07.13
ビジネス【人的資源】

生産性とは、企業や国の経済力と関係の深い 「効率」や「能率」のことです。 つまり、生産活動を行うとき、 どれだけの努力をして どれだけの成果が得られるか。 努力というのは資源の投入のことで、 成果というのはその結果の産出です。

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絶対評価だけでは準備の半分に過ぎない

14.06.29
ビジネス【人的資源】

ブラジルで開催中のサッカーW杯は、 さまざまな「決断」の連続だ。 出場32か国を率いる監督は、 自チームの試合結果はもちろん 同じグループのライバルの成績を考慮し、 さらには決勝トーナメントへ勝ち上がった場合の 対戦相手も計算しながらゲームに臨む。 複眼的な考えに立って、 チームを率いていかなければならないのだ。

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制約社員制度、その『ココロ』とは

14.06.15
ビジネス【人的資源】

制約社員というとき、そのココロはなんでしょうか。 それは「あくまで正社員」ということでしょう。 海外から見ると日本の正社員は不思議な存在です。 海外では、本人が希望しない配置換えはあまりないですし、 本人が希望すれば能力と空席がある限り異動もありですから。

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成果を上げた組織をさらにレベルアップさせるには?

14.06.01
ビジネス【人的資源】

6月12日に開幕するサッカーW杯ブラジル大会に、 日本代表が5大会連続5度目の出場を果たす。 3大会連続出場となる遠藤保仁(34歳・ガンバ大阪)は、 「W杯に出るだけでは何も語れない」と言う。

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聞きなれない『制約社員制度』の企業にとってメリットは?

14.05.18
ビジネス【人的資源】

「異動」という言葉には、 人生の悲喜こもごもが含まれていて 人気ドラマの舞台になるほどです。 なぜでしょうか。 それはこれまで、 人事異動が昔の兵役の召集令状のように 絶対の権限を持っていたからです。 それに従う代償はもちろん、 生涯にわたる雇用保障でした。