通報を受けた労働基準監督署が行う『監督指導』とは?
全国に321署ある労働基準監督署(労基署)は、労働法に関連する各種届出の受付や労災保険の給付、そして、事業者への監督指導などを行う厚生労働省の第一線機関です。
監督指導とは、労働基準監督官が事業場に立ち入り、機械・設備や帳簿などの検査や労働条件について確認を行い、その結果、労働法に違反している事業者に対して、是正を求める行政指導のことを指します。
監督指導は事業所で働く労働者からの申告によって行われることも多く、事業者は原則として指導を拒否することができません。
事業者は監督指導の流れや、近年の実施状況などを把握しておきましょう。