記事一覧

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『花咲か爺さん』の遺産が"ポチ"だったら② ―信託制度の利用について―

18.02.09
業種別【不動産業(相続)】

前回、『花咲か爺さん』の遺産が"ポチ"だったら? という仮定のもとで、お話をしました。 

「息子に託すにしても、ちゃんと世話をしてくれるのかどうか……」。 
そんな不安に応える策として近年注目されているのが、"信託"という制度の利用です。 

第2回の今回は、『花咲か爺さん』の登場人物を例に"信託"について、ご説明していきます。

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『花咲か爺さん』の遺産が“ポチ”だったら① -遺言書だけでは不安?-

18.01.05
業種別【不動産業(相続)】

「自分が死んだ後、信頼できる人にペットの世話をお願いしたいけど、誰にどう依頼したらいいんだろう……?」 

近年、頼れる身寄りがなく、猫や犬といったペットと2人(=1人と1匹)で暮らしている高齢者も少なくありません。 
このような方にとって、ペットは家族と同等もしくはそれ以上に大切な存在だといいます。 

前回の『わらしべ長者』に続き、今回は『花咲か爺さん』にそって、“ペットを遺す際の遺産相続の準備”についてご紹介します。

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遺産相続時、兄弟が仲違い……共有持分権のある土地・建物の行方は② ~使用料は請求できる?~

17.12.08
業種別【不動産業(相続)】

前回、父親の遺産である不動産を占有している長男の太郎に対し、共有者の一人である弟の二郎が「土地と家を明け渡せ!」と要求することはできないと説明しました。 
二郎は、 「兄貴を追い出せないことは、わかった。だけど俺にも権利があるのに、兄貴だけが使い続けるなんて不公平じゃないか。俺の権利分の家賃を払えよ!」 と言い出しました。 
さて、相続した家に住む太郎に対し、二郎は使用料を請求することはできるのでしょうか?

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遺産相続時、兄弟が仲違い……共有持分権のある土地・建物の行方は!

17.11.02
業種別【不動産業(相続)】

弟の二郎が兄の太郎に対して怒りをあらわに声を荒げています。 
「オイ兄貴、早く家を売って遺産を分けてくれよ!」 

しかし太郎は「俺はずっと親父とお袋と、この家を守ってきたんだ。この家は売らないし、親父達の面倒を看てこなかったお前には一銭も渡さない!」と応えます。 
そして、遂に二郎は「そうかい。それなら弁護士を雇って、まずは兄貴を追い出してやる。覚悟しろよ!」と言い放ち、その場を去ってしまいました。

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あなどってはいけない! 中小企業の相続・承継にも争いの火種はある

17.10.06
業種別【不動産業(相続)】

会社の相続問題が「お家騒動」としてテレビで騒がれることがたまにあります。 

「跡継ぎをちゃんと決めているから」
「そんなたいした会社じゃないから」
と思って、あまり気にしていない方はいませんか? 

しかし実際は、会社の規模にかかわらず、相続・承継で“騒動”が起きてしまう可能性があります。

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もしも「わらしべ長者」の長者さんが“民事信託”を利用していたら!? 資産を奪われないようにするために

17.09.08
業種別【不動産業(相続)】

先月は、相続対策をすることでトラブルを事前に防げるとお伝えしました。

今月も昔話「わらしべ長者」を事例にしながら、予防できるトラブルを詳しく見ていきます

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もしも「わらしべ長者」の長者さんに息子がいたら…!? 相続対策は今そこにある危機

17.08.04
業種別【不動産業(相続)】

「父さんも母さんも元気だし、我が家ではまだまだ先の話…」
なんて、高をくくってはいませんか? 

相続問題は“争族”問題。
今、そこにある危機だと捉えて対策しておくべきです!

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沖縄ならでは!「軍用地」を活用した相続の節税対策がアツイ!

17.07.07
業種別【不動産業(相続)】

相続税の節税方法のひとつとして注目されているタワーマンションですが、2017年度の税制改正でタワーマンション節税に対する規制が厳しくなってしまいました。 

そこで新たに注目が集まっているのが、沖縄ならではの「軍用地」を活用した節税方法です。 

一体どのような節税方法なのでしょうか?

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不動産融資バブルが到来! なぜそこまで人気がある?

17.06.09
業種別【不動産業(相続)】

2017年2月に日銀が発表した金融機関の「貸出別先貸出金」によると、 不動産融資が2015年と比べて 2016年は15.2%上回る、12兆2860億円だったことがわかりました。

1977年以来過去最高とも言われており、一部では不動産バブルの様相を呈しているとも伝えられています。

なぜこのように不動産融資だけが拡大したのでしょうか?

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「代襲相続」と「数次相続」の違いはどこにある?

17.05.02
業種別【不動産業(相続)】

遺産分割協議は相続人全員で行われなければなりません。相続人のうちの一人でも欠けた状態で協議を行ってしまうと、その遺産分割協議自体無効となってしまいます。 

相続手続きにおいて、相続人を確定させる作業は非常に重要で、相続手続きの出発点と言えます。 

そして、相続人を確定させる上で間違えやすいのが「代襲相続」と「数次相続」の違いです。今回はその違いについて説明していきます。