税理士の佐藤です・・・”インバウンド”という言葉を耳にするようになりました。
インバウンドとは、訪日外国人向けビジネスの事です。
2015年の統計によると、日本に来る外国人旅行客が多い国は、1位中国、2位韓国、3位台湾、4位香港、5位米国と並びましたが、では、第6位となった国はどこでしょうか?
正解は・・・タイです。
日本から距離も近く、親日的で日本からの観光客も多い国です。タイ人の旅行客はリピーターが多く、日本の情報にもとても敏感だそうです。
外国人観光客に人気の抹茶味のポッキーには、英語・中国語・韓国語の他にもう一つ、タイ語の表示の商品が作られているそうです。
更にそのタイ人に人気なのが北海道だそうで、9月に函館の五稜郭に行った時も、パンフレットは英語・中国語・韓国語の他にタイ語のパンフレットが用意されていました。
その他、東京や関西圏以外では富士山の見える静岡、福岡の豚骨ラーメンや屋台、長野や岐阜といった日本の風情が楽しめる場所も人気が高く、映画のロケ地となった佐賀県も多くのタイ人が訪れるそうです。
ちなみに京都で一番外国人に有名な場所はどこだかご存知でしょうか?
それは伏見稲荷だそうです。
あの朱色の鳥居が4キロにもわたって続いている観光スポットですが、清水寺や東大寺を抑えて一位だそうです。これもやはりハリウッド映画『SAYURI』のロケ地になったことが原因のようです。
昨年、年間1,900万人を超えた訪日観光客数。
東京オリンピックを見据えて、ビジネスに活かすこともやはり視野に入れておくべきではないでしょうか。