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美術館でストレス解消!・・・柳です。

16.05.13
職員通信2
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こんにちは。佐藤会計の柳です。

皆様、ゴールデンウイークはいかが過ごされましたか。旅行に行かれた方、家でゆっくりされた方、いつも通り仕事だった方、それぞれ思い思いの休日を過ごされたかと思います。
私はゴールデンウイークには上野の東京国立博物館と西洋美術館に行ってきました。初めての美術館です。もちろん、美術に関しては、全くの素人ですが、たまにはゆっくり美術館巡りでもしようと、ふと思い行ってきました。

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友人にその事を話したら「顔に似合わず」と言われましたが…、顔と美術は関係ありません。

 今回、特に観てみたかったのは、伊藤若冲展と黒田清輝展。

伊藤若冲は、江戸時代(18世紀)に活躍した画家で、鮮やかに美しく動植物を描いた画家です。今にも飛び出してきそうな躍動感溢れる鶏の絵が有名でしょうか。ただゴールデンウイークの混雑で、2時間待ちだったのであきらめ、今回は黒田清輝展と西洋美術館に行きました。

 黒田清輝は≪湖畔≫が有名ですよね。
きれいな水色の浴衣を着た女性が湖畔でうちわをもって涼んでいる風景。美術の教科書にも載っていたのでご存じの方も多いと思います。その女性のモデルは後に奥様になる方とのこと。本物ってすごいですね。気づいたらその絵に引き込まれてしまいます。自分が湖畔にいるような錯覚に。その女性の隣にいるような感覚になってしまいます。自分でもそんなに引き込まれるとは思っていなかったので、驚きでした。

 

その他、黒田清輝と同時代に活躍したミレーなどの風景画も圧巻でした。人物だったらその人物の隣にいるような感覚、風景だったら、その場所に実際いるような錯覚に…。ずーっと観ていたいと思わせるほど引き込まれてしまいます。

 西洋美術館では、カラヴァッジョ展が開催されていました。
カラヴァッジョは16世紀に活躍したイタリアの画家で、バロック絵画の巨匠とのこと。特徴は背景を暗くして人物にスポットライトを当てたように描いています。人物を浮き立たせることで、迫力はもの凄いものでした。一見の価値ありですね。

 西洋美術館には常設で、ルノアール、モネ(睡蓮の絵は観たことあるような)、その他名前は聞いたことのあるような画家の作品が沢山展示されていましたが、どれもやっぱり素晴らしいです。そして人生で初めてピカソの作品もみました。裸婦像だったと思いますが、何度みても子どもが書いた絵にしか見えなかったです。これがピカソというものなのでしょうか、やっぱり素晴らしい。

  

今まで、休日に美術館に行くなんて想像もしなかったのですが、こんなリフレッシュ法もあるんだと、今回初めて気が付きました。
自然と観ている絵画に引き込まれ、頭がスッキリする感覚は初めての経験です。絵の持つ力、画家の力を感じた休日となりました。

皆様もぜひ美術館に足を運んでみては、いかかでしょうか。ストレス解消にも最適ですよ。