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動物界最弱の人類が持つ能力とは?・・・大橋です

16.04.05
職員通信2
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動物界で最強なのは何?という議論をよく目にします。 

やっぱり百獣の王ライオンだ、とか、象だ熊だ、いや実はカバが最強だ、とか色々意見がありますが 

そういう最強動物にノミネートされている動物に比べて 

人間って、貧弱というか「身体能力が劣ってる」イメージありますよね。 

走るのも遅いし腕もヒョロヒョロ、キバもツノもない・・・ 

人類って、動物の中で最弱なんじゃない? 


と思っていました・・・が 


それが実は、他の動物に比べて、人類が圧倒的に優れている身体能力がひとつあるそうです。 

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春です。

前回ゴリラについて書きましたが、私大橋、結構動物が好きなので動物の情報とか読むのが好きで

動物界で最強なのは何?という議論をよく目にします。 

やっぱり百獣の王ライオンでしょうか?

いや象がライオンを投げ飛ばしているのを見た、いや実はカバが一番凶暴らしい、とか色々意見がありますが 

そういう最強動物候補にノミネートされている動物に比べて 

どうも人間って、貧弱というか「身体能力が劣ってる」イメージがありますよね。 

走ってる猫や犬に追いつけないですし 

猿なんか結構凶暴ですから、本気で襲われたらたぶん負けると思います。 

日本刀を持ってやっと犬と互角に戦える、なんて話も聞いたことがあります。 


走るのも遅いし腕もヒョロヒョロ、キバもツノもない・・・ 

人類って、動物の中で最弱なんじゃない? 


と思っていました・・・が 


それが実は、人類が他の動物に比べて、圧倒的に優れている身体能力がひとつあるそうです。 


それは「長距離を移動し続ける能力」です。 


1日に10km以上を毎日歩き続けることができて 

炎天下の中2~3時間で40kmを走破できる動物なんていうのはほとんどいないのだとか。 


「たしかに~」と思いませんか? 


人間の足の構造って実は結構すごいらしく 

ヒザのバネが精巧にできているため、走る速度で消費カロリーがほとんど変わらず 

他の類人猿のアキレス腱が1cmにも満たないのに対して人間は10cm以上でかつ太い。 

走行中のエネルギーの35%を蓄積して放出することができるそうです。 


人類の祖先が数十万年前にアフリカで生まれてから、われわれ人類は地球上の隅々まで広がっていきました。 

ここまで生活圏を広げることができた理由は様々あるでしょうが 

進化の過程で獲得した踏破能力は、ある程度これに寄与しているのではといえます。 


原始人といえば、石のヤリを持ってマンモスをザクザク刺してるイメージがありますが 

貧弱な人類にとって、それは石のヤリを発明したからこそできたこと。 

人類が武器を持たなかった頃にやっていた狩猟方法は、その持ち前の持久力を使い

「1日中とにかく獲物を追いかけまわして、獲物が疲れて倒れたところを仕留める」だそうです。エグい。