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皆さんこんにちは、税理士の佐藤です・・・『頭がいい人の仕事は何が違うのか?』

15.08.11
所長通信
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 先日、本屋でこんなタイトルの本を購入して読んでみました。

 新入社員向けの仕事読本ですが、世の中の仕事が『できる人』と『できない人』を比較観察して仕事のコツを解説した本です。

 その中のいくつか例を紹介したいと思います。

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 まずこの本では、仕事ができる人『頭のいい人』と呼び、仕事のできない人のことは、仕事ができない人と切り捨てずに『惜しい人』と呼ぶ所に感心しました。

 そして、その違いについて列挙して行くのですが、そのいくつかを紹介してみます。


 ①頭の良い人は「目的から逆算して仕事をする。」

  惜しい人は「言われたことをそのままやる。」

 例えば、コピーを頼まれた時に多くの人はそのままコピーを取るだけですが、頭の良い人はその資料が会議やプレゼン用の資料なら、「細かな字が潰れても大丈夫か?ページ数を入れた方が良いか?」などの確認をし、目的によってはそのままコピーをすると言った判断を瞬時にします。

 
 ②頭の良い人は「計画」と「確認」を大事にする。

  惜しい人は、やみくもな「行動」で空回りする。

 
 頭の良い人は、まず仕事の全体像を把握し、その分量や依頼者の意向や目的、与えられた時間などから、求められる仕事の質等を判断し仕事に取り組むのに対して、惜しい人は仕事の進め方を確認すると言う作業を省き、いきなり作業に取り組むので無駄が多くなります。

 
 ③頭の良い人は、上司が安心する「報連相」をする。

  惜しい人は、自分に都合よく「報連相」をする。

 頭の良い人は、経過は随時、結果はすぐに報告し、助言を求めたい時には上司に相談します。
 惜しい人は報連相は、上司の為では無く困った時や褒めて欲しいときだけ上司に報連相をします。

 
 その他、頭のいい人はミスを仕組みで防ぎ、惜しい人はミスをしないと思っている等様々が紹介されていました。

 社員の教育や組織の中に仕組みを作ることでも改善につながることも多く、ビジネスには大変参考になる内容だと思いました。