税理士の佐藤です・・・棋士VSコンピューター
今年3月に行われた電王戦で、コンピュータ将棋ソフト5種とプロ棋士5人が対戦しました。
その中の一戦で、突然コンピュータソフトが投了して、関係者を驚かせると言う事件が起きました。
コンピュータ側は、2013年から2年連続で勝ち越しているほどの実力なのですが、その訳は・・・?
実は、このときのプロ棋士側が指した手と言うのは、成れる角を成らずに相手に王手をかける一手。
将棋では、相手陣地内で駒を動かす際に「成る」と言って、コマのグレードを上げることが出来ます。
「成らない」ことも選択できるのですが、角と言うコマの場合は、成らないことで有利になることは通常ありえないので、判断の余地もなく、成る方を選択します。
ところが、この角の「成らない」と言う一手にコンピュータが全く対応することが出来なくなり、王手がかかっているのにもかかわらず、そのまま放置すると言う初心者のような負け方をしてしまったそうです。
プロ棋士を上回る実力を持ちながら、たった一つでもプログラムにバグが起これば、初心者のような負け方をすると言う、コンピュータの弱さを現すような場面でした。
現在の将棋ソフトの強さは、プロ棋士でも練習で指すとプロ棋士の勝率は1割程度だとか。
ところが、本番の対局になると、プロ棋士はその1割を呼び込み勝ち越すことが可能だと言います。
この辺に、数字だけでは測れないプロ棋士の鍛錬された人間の強さがあるようです。
ところが、この角の「成らない」と言う一手にコンピュータが全く対応することが出来なくなり、王手がかかっているのにもかかわらず、そのまま放置すると言う初心者のような負け方をしてしまったそうです。
プロ棋士を上回る実力を持ちながら、たった一つでもプログラムにバグが起これば、初心者のような負け方をすると言う、コンピュータの弱さを現すような場面でした。
現在の将棋ソフトの強さは、プロ棋士でも練習で指すとプロ棋士の勝率は1割程度だとか。
ところが、本番の対局になると、プロ棋士はその1割を呼び込み勝ち越すことが可能だと言います。
この辺に、数字だけでは測れないプロ棋士の鍛錬された人間の強さがあるようです。