右脳と左脳・・・安達です
右脳の役割は絵画をみたり、音楽を聴いたり、相手の表情を読み取ったり
といった感覚的なものを処理し、左脳は文章を読んだり、会話をしたり、計算をしたりといった論理的な処理すると言われています。
ここで1つ質問です。
両手を組んだ時に、あなたは右と左どちらの親指が上になりますか?
この質問は、脳が情報を理解するのに、右脳と左脳どちらを使っているのかを診断するものです。
右親指が上になった方は、情報のインプットは左脳。
つまり論理的に処理していることが多く、
左親指が上になった方は、情報のインプットは右脳。
つまり感覚的に処理していることが多い、といった診断になります。
では、さらに質問です。
腕を組んでみてください。右腕と左腕のどちらが上になりますか?
こちらの質問は、あなたが情報を人に伝えようとするときに、右脳と左脳どちらを使っているのかを診断するもです。
右腕が上になった方は、左脳を使ってアウトプット。
つまり論理的に表現していることが多く、
左腕が上になった方は、右脳を使ってアウトプット。
つまり感覚的に表現していることが多いのだそうです。
診断結果はいかがでしたか?
なんとなく思い当たる節があるような気がする、それともちっとも当たっていないなど・・・
感想は人それぞれあるかと思いますが、血液型占いのような感覚で楽しんでいただければと思います。
さて、「見たことは覚える」「聞いたことは忘れる」という言葉があるそうです。
右脳は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの五感を司る動物的な脳と言われます。
右脳は左脳に比べて記憶容量が大きく、大量な映像情報や音楽情報を、データとして記憶する事ができ、またその処理スピードも、左脳とは比べものにならないほど早いそうです。
さらに視覚による画像、映像などのイメージ情報の認識は、高速かつ精度が高くまた記憶度も高いとのこと。
それに対し左脳は文字や言葉などを認識する人間的な脳と言われます。
残念なことに左脳は、記憶するエリアは少なく、記憶する言葉などが、そのエリアいっぱいになるとテープレコーダーのように、一番前に戻り重ね書きを行うそうです。
「この人の顔はわかるんだけど、名前が出てこない・・」って経験がありませんか?
右脳でとらえた顔の情報は記憶されているのですが、左脳で記憶した名前という情報は抜けてしまっている、というわけです。
左脳は言語や会話などを司る、人間が特に発達した部分であり、コミュニケーションには不可欠なものです。
しかし右脳の処理能力や記憶力の素晴らしさも先ほどご紹介した通りです。
例えば、大事な商談やプレゼンテーションの際など、言葉と文字により理解を求めつつ、写真や映像などをおりこんで瞬時に相手の記憶に残す。といった具合に、右脳左脳を上手に刺激してコミュニケーション力のアップにつなげてみるのもよいかもしれません。