海苔巻きとチョコレート・・・大橋です
2月です。
寒いですね、風も強いです。
会計事務所ではこの寒さのピークの時が、繁忙期の真盛り。
つらい月ですね。春が待ち遠しいです。
2月といえば、豆をまき、チョコレートをもらえる月です。
あれ?意外と美味しい思いをできる月でもあるんですね。
豆をまくと言いましたが、最近では節分に太巻きを食べるのが一般的になってきましたね。
この“ 恵方巻き ”という風習・・・
発祥は大阪らしいですが、いつの間にか全国的な風習になってきております。
「節分には恵方巻きを食べよう!」と言い出したのは誰なのでしょうか?
と、その前にもうひとつのイベントのバレンタインデー。
女性から男性にチョコを贈る特別な日ですが、
「今年は何個もらったー!」などと個数を競う人もいるかたわら、
もらえない人はとことんみじめな思いをする、
男としての人気格差を勝手に突きつけられる過酷な日でもあります。
モテない男たち・・・いやいや、偶然チョコをもらえなかった人たちはこう毒づきます。
「たかが企業の戦略に踊らされて!」
そう、
「バレンタインにチョコを贈る」という風習は、企業が仕掛けた販売戦略であり、
チョコレート製造メーカーや百貨店など、チョコをどうにか売りたい企業がバレンタインデーにかこつけて作りだした、ただのキャンペーンセールなのです!
・・・なんていうことは御存知の方も多いかと思います。
しかし、これは何もバレンタインに限った話ではなく、今では当たり前になっている日本の風習の多くは、同じように企業が仕掛けたものが結構多いのです。
“ 恵方巻き ”はコンビニエンスストアや大阪の鮓商組合、海苔問屋協同組合などが共同して宣伝しているものだそうです。
“ ゴールデンウィーク ”は映画業界がつけた名前です。
雨が多くて本来は閑散期であるはずの6月を、“ ジューンブライド ”なんて定着させたのも、ブライダル業界の宣伝の成果です。
“ 土用の丑の日 ”にウナギを食べるという風習も、江戸時代に「旬外れの夏はウナギが売れない!」と
ウナギ屋に相談された平賀源内が、広告を打ったことが発祥のようです。
こうして並べてみると疑惑の目で風習を見るようになってしまいそうです。
例えば、
七夕に笹を立てるのは笹業界が広告打ったのか?
還暦に赤いちゃんちゃんこ着るのはちゃんちゃんこ業界の仕業か!?
・・・なんて。
でも発祥がどうであれ、特定の日に皆で特別なことをするというのは、やっぱり楽しいじゃありませんか。
何かをやると決まってる日にそれをやれば気持ちいいですし、物をもらえる日にもらえたら、それは実に嬉しいことです。
ということで、何とは言いませんが2月にもらったら嬉しいものがありますね。
たぶん、佐藤会計にあまりもらえてない男がひとりいると思いますので、是非ともあげてやってください。
お待ちしております!