ヘビ年なのでヘビについて・・・大橋
2013年はヘビ年!
「蛇蝎のごとく」という言葉があるように、ヘビはとにかく嫌われがちです。
確かに見た目は手足もなくニョロニョロヌルヌル。しかも毒も持っているとなると嫌われるのもしょうがないのかなと思います。
しかし、その特異な姿形や生命力、脱皮が「死と再生」を連想させるなど
世界中で「神の使い」扱いされてきた側面もあるようで
例えばお正月につきものの「鏡餅」は、ヘビがトグロを巻いている姿を模しているそうです。
知りませんでした。
今回の記事を書くために読んだwikipediaに書いてありました。
知らないと言えば、毒ヘビに咬まれた時に「血清」なるものを注射する描写が映画などで見られますが
この「血清」って一体なんなんだろー?と実は常々思っておりまして
いい機会なのでこちらもついでに調べてみました。
血清は、血液の上澄みのことだそうで
血を試験管に入れて放っておくと、凝固する部分と液体に分離するそうで
この液体の部分を「血清」というそうです。
そうだったんだー。
wikipediaってなんでも載ってて便利ですね。
この血清を解毒治療にあてることを「血清療法」というそうですが
まずは馬などの動物に弱い毒素を注射し、抗体を作らせるのだそうです。
例えばハブの毒素の抗体を馬に注射すれば、馬の血液にハブ毒の抗体ができるので
上澄みを取って患者に投与する、という治療方法のようですね。
ただし、血清は人間にとっては異物なので、拒否反応のようなものが起こる可能性もあるようです。
ですので、今では血清を使わず抗体を生産する手法が研究開発されているようです。