お食い初め(おくいぞめ)……佐藤友子
先日孫の「お食い初め」をしました。
お婿さんの実家から送られてきた、本人が赤ちゃんの時の「お食い初め」で使ったお膳のセットに、娘夫婦がネットで調べて、「鯛の塩焼き・煮物・酢の物・お吸い物・赤飯」を盛り付けて、本来そこにいる年長者、または男児なら父親が食べさせる(まね)、という儀式です。
私も近くに住んでいるので、呼んでくれましたが、赤飯を作って来て欲しいとのことで、メインはそれのようでした(笑)
集まった大人4人の内お爺ちゃんは不在の為、年長者は私でしたが、上手くやる自信が無く、お婿さんにやってもらいました。
生まれた子が「一生食べ物に困らないように」という願いが込められていると言われ、平安時代から行われていた由緒ある儀式とのことです。
私と同世代でも「お食い初め」って何?
という人もいますが、実は私も余り意味は解っておらず、我が子が赤ちゃんの時の写真に、お食い初めと称して、鯛ではなく鯵の開きが写っていました(^-^;
食べさせる順番は、「ご飯→吸い物→ご飯→焼き物→ご飯→吸い物」の順に口元へ持って行き、これを3回繰り返し、最後に用意した小石にお箸でふれ、赤ちゃんの歯ぐきにちょんとあて、丈夫な歯が生えますようにと、歯固めの儀式をして終了です。
途中娘夫婦が、巻いて巻いてと言っているので、何の事かと思ったら、赤ちゃんが飽きてぐずりだすからとのことでした。
初めての子育ての割には、上手にやっているなと、少しほっとしました。