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ここ最近思うこと・・・藤田です。

23.09.07
職員通信1
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今年の夏は、暑かったですね。毎年毎年、最高気温が高くなって、最近では千葉県でも気温が35度を超えてもなんとも思わなくなってしまいました。〇十年前、名古屋から東京へ遊びに来たとき、「なんて涼しいんだろう!」と感じたことを思い出しました。
最近、自分の年齢とともに親の年齢も上がり、そろそろ介護のことも考えなくては、いけないようになりました。そうなると、介護関連の情報が目に付くようになりました。やはり、気になるのは、認知機能の低下です。認知症の予防について、調べてみました。
 全世界で5,000万人が罹患しており、さらに増加が予測される認知症に対応するため、2019年WHOは「認知機能低下および認知症のリスク低減のためのガイドライン」を公表しました。これは、世界中の認知症に関する研究から認知症等のリスクを減らす可能性があるアプローチを取りまとめたものです。
認知症を予防する方法として生活習慣の改善(運動・食事・社会活動)が重要

(1)運動
 WHOのガイドラインでは、運動の種類としては、筋力トレーニングよりも有酸素運動のほうが効果の程度が大きいと述べています。日本神経学会の「認知症疾患診療ガイドライン」においても、定期的な運動は認知症の発症低下と関連があるとし、推奨しています。
 ただ、この運動も楽しくなければ、効果も低いようです。やっていても苦にならず、楽しんでできる変化のあるプログラムを選んで実施するのがよいでしょう。また、普段から仕事をしていることは「推理~判断~決定」のプロセスの繰り返しになり、それだけでも脳のトレーニングになります。

(2)食事
 日本で行われている生活習慣病の疫学調査「久山町研究」における認知症のリスクと食事についての報告では、大豆や大豆製品、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品の摂取が多く、米の摂取が少ない食事パターンが認知症のリスクを軽減するとされています。米の摂取量と認知症発症とのあいだに明らかな相関関係は認められていないそうです。
 いろいろな研究がおこなわれているようで、今後の研究の進展を待ちたいです。75.38歳となっています。健康寿命を延ばすためにも、日ごろから健康に気を付けて、何事にも意欲や関心をもって過ごしていきたいですね。