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行ってきました"OCTOBER FEST 2011"…大橋です。

11.06.13
事務所通信
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去る5月22日。
日曜日。
私は日比谷におりました。
ビールを飲みに。

そう、やってきました!
ビールの祭典
”オクトーバーフェスト!”

オクトーバーフェストとは、ドイツはバイエルン、ミュンヘンで開催される世界最大のビールのお祭りであります。
会場には樽を積んだ地元ブルワリーの馬車が闊歩し、空を覆う巨大なテントの下では世界中から集まったビール愛好家たちが巨大ソーセージを頬張り、1リットルの巨大ジョッキでビールをがぶがぶ飲むのです。
公式サイト
http://www.oktober-fest.jp/index.html

そんな世にも楽しい祭典が、なんと日比谷公園でも開催されているという情報を聞きつけ、日比谷へと向かったのです。

わたくし大橋、日本のビールももちろん大好きですが、本場ドイツの濃いビールも大好きでして、それはもうウキウキと日比谷線に乗り込みました。
地下鉄に揺られながら、私の頭の中はビールでいっぱいです。
デッカいジョッキに注がれた濃厚なビール。
30センチの茹でたてソーセージ。
ザワークラウト。(キャベツの漬物)
生バンドが演奏するドイツの陽気な音楽。
「最高」以外の言葉はちょっと見つかりません。

ただひとつの懸念は、空模様。
ここしばらくは一週間ほどずっと雨。
当日も灰色の雲がなんとも分厚げに空全面に広がっておりました。

しかし、そんなものはどうでもよいのです。
心はすでにゲルマン民族になりきっているので、多少雨が降ったってビールをソーセージがあればなんとかなるさ!と意気軒昂だったのです。

さて日比谷駅に着き、日比谷公園へと向かう我々。

目的地に近づくほどに、見るからにビールが好きそうな人らが多くなっていきます。
若い人ばかりかと思いきや、実に千差万別。
セレブっぽい女性や穏やかそうな老夫婦。そしてやはり外国人も多いです。
会場は大混雑。お国はわかりませんが、ドイツ人らしき兄ちゃんが日本人のグループとハイタッチしていました。
年齢性別、肌の色さえも関係なく、皆が同じものを求め、同じ時間を共用しようと集まった環境に少し感動いたしました。

さて多少通り雨がパラつきましたが、やはりそんなことは関係ありません。

会場には大きなテントの周りを囲うように、ドイツの醸造所の出店が軒を連ねています。

近くにあった手頃な出店に並び、750mlのジョッキにビールを注いでもらいました。
銘柄は、「フレンスブルガー ピルスナー」
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州に蔵を構えるフレンスブルグ醸造所のピルスナー(ビール)だそうです。

ちなみにこのグラスはデポジット制です。
1,000円を払ってグラスを借り、それにビールを入れてもらい
帰る時に1,000円と交換でグラスを返却してもらうシステムです。

一緒にソーセージとアイスバイン(豚すね肉の煮込み)とザワークラウトの盛り合わせプレートを注文しました。










テントの中はもういっぱいだったので、噴水の脇のベンチに座って青空(曇天)天井です。
曇天といえどもベンチも満席で、老若男女、四海同胞が所せましと席をつめていました。
隣に座っていたドイツ人らしき兄ちゃんは、先ほどのドイツ人とドーイツ人物でしょうか。

それはさておき、いよいよ乾杯。

グラスを鳴らしてピルスナーを嚥下します。
乾いたのどをスルスルグビグビと通り、ホップの香りと苦みが鼻から抜けてきます。
日本のビールとは違う、ひと癖ある飲み口ですが嫌な感覚ではありません。
逆にビールの苦みがソーセージの肉の臭みを消し、脂の甘みを引きたてます。
脂っこくなった口をビールの苦みが流し、するとまた脂が欲しくなり・・・と、なんかもう止まりません。

ドイツに思いを馳せようかなと思いましたが、あまりドイツのことをよく知らないので
「ライン川の味がするぜ・・・」とわけのわからない馳せ方をしていました。

そうしてしばらく至福の時を過ごしていたのですが、突如水を差されます。
文字通り。
懸念していた雨がポツリと降り始め、すぐにざんざん降りになってしまったのでした。

それでもビニール傘をさしながら
「本当のゲルマン民族ならこれしきの雨なんて気にしないのだ!」と素知らぬ顔をしていたのですが
雨がグングン気温を奪っていき、体もプルプル震え始めます。
雨粒はグラスにガンガン入ってくるし、やはりこの状況で陽気にふるまうのは無理。
急いで食事を片づけ、地下鉄へと撤退したのでした。

このオクトーバーフェストin日比谷は10日に渡って開催されるため、来週また来ればいいさと思っていたのですが
その来週もやはりまた雨で行けず。
ビールの代わりに涙を飲んであきらめたのでした。

来年もまたあるそうなので、天気を気にしつつリベンジしようかなと思います。

しかしビールを飲むためだけに色んな人たちが集まるあの雰囲気は、他ではなかなか味わえないかと思います。
皆さまもぜひ来年行かれてみてはいかがでしょうか。