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税理士の佐藤です…知らないと損!おとり効果で売り上げを伸ばすPART2

22.05.12
所長通信
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皆様こんにちは、税理士の佐藤です。
先月はわざと品質の劣る商品を同じ価格で設定しておとりにすると優れた商品の売上が伸びることをお話ししましたが、異なるタイプのおとりについて見てみたいと思います。
今度はわざと高価なメニューを追加することで二番目のメニューを合理的に思わせて売上を伸ばす方法です。
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イタリアンレストランに入りワインのメニューを見たところ、2000円のワインと3500円のワインがあったとします。さてどちらのワインにしようかと悩みます。もちろんその時の予算やブランドによって決めることになるのですが・・・。仮にお客様がどちらのワインを選ぶかは5分5分の確率だったとして、お店の側としてはできるだけ3500円のワインを選んでもらいたいところです。
この場合8000円のワインをメニューに入れるだけで、3500円のワインを選ぶ確率を間違いなく上げることができます。8000円のワインはオトリ商品ですから注文は無いにしても、3500円のワインが割安に思えてこちらのワインを注文する確率がグンと上がり店の売上増に貢献することになります。
同じことですが、メニューに3000円と5000円のヒレステーキしかないところに、ヒレステーキとロブスターのセット8,000円をトップメニューに乗せることで、5,000円のヒレ
ステーキを合理的な価格と思わせることができます。