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税理士の佐藤です…オリンピックの賞金に税金は課税されるのでしょうか?

21.08.06
所長通信
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今年のオリンピックで日本人選手は史上最多の金メダルを獲得しましたが、選手に支給される賞金には税金が課税されるのでしょうか?
所得税法で非課税となっているのは、①JOCからメダリストに支給される賞金と②JOCに加盟している競技団体からの賞金です。それ以外のスポンサー企業から受け取る賞金は課税の対象になります。
JOCからの賞金は全額非課税ですが、JOC加盟団体からの賞金は、金メダル500万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円の非課税枠が設けられていて、その額を超える金額が課税の対象となり一時所得(50万円の特別控除後の金額の二分の一が総合課税)として課税されます。
因みに競技団体からの賞金の一例をご紹介します。
自転車=3000万円(日本競輪選手会より)
陸上競技=2000万円(日本陸上競技連盟より)
ゴルフ=1000万円(日本ゴルフ協会より)
バトミントン=1000万円(にほんバトミントン協会より)
卓球=1000万円(日本卓球協会より)
レスリング=300万円(にほんれすりんぐ協会より)
バレー=300万円(日本バレーボール協会より)
以上、選手のみなさんお疲れ様でした。