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税理士の佐藤です。1000万以上稼ぎたければ5万円以上の財布を買えと・・・

11.10.12
所長通信
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皆さんこんにちは。
税理士の佐藤です。
「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」という本がベストセラーになっています。
本屋に平積みになっていたので、なんとなく気になり買ってしまいました。
財布と年収に因果関係があるのでしょうか?

定価1300円、行間も広く大きめの字で書かれた本はせいぜい2,3時間で読める分量です。これでベストセラーならかなりおいしい仕事、しかも著者は同業の税理士となれば、ねたましさも倍増です。

普段は安物の折り畳の財布しか使わない私ですから本来なら立ち読みで済ませる所ですが、夏休みに行ったハワイ旅行で生まれて初めて5万円もするバーバリーの財布を購入したことも手伝って、買ってみる気になりました。

とはいっても私の買った財布は長財布ではないので少しうがった目で読んでみると、財布には「年収200倍の法則」があるとか、いわく3万円の財布を使う人の年収は200倍の600万円、1000万以上稼ぎたければ5万円以上の財布を買えと・・・私なんか今まで数千円の財布しか買ったことがないのに、馬鹿馬鹿しい(・・・でも5万円の財布を買ってよかったか?)。

 しかし、さすがはベストセラーなかなかのウンチクもそこかしこに。
例えばポイントカードや格安販売、カードの特典や値段に目がくらみ欲しくもない物や余計な物まで買っていないか・・・?
お金を大事にする人は「安いから買う、高いから買わない」ではなく「欲しいから買う、欲しくなければ安くても買わない」のです。お金(値段)に振り廻されるのではなく本当に価値あるものを価値として認め、また認められる関係を作るために主体的な姿勢を大事にしなければいけない・・・とか。
お金を使う時は「行ってらっしゃい」頂くときは「お帰りなさい」と心の中で言うとか。
稼いでいる社長の共通点は税に対する歪んだ考えを持たず「税金を気持ちよく払う」と言う事(同感!)などなど・・・。

 また、使うお金を「消費」と「投資」と「浪費」とに分けて考えてみる。
「消費」と「浪費」ばかりなら、将来はなく現状維持が精一杯です。財布からお金を出す時には一瞬立ち止まり「これは、消費か浪費か投資か」考えてそれが浪費なら使うのをやめてみる。
これは正に会社の経営に役立つ考え方です。

 皆様も興味があればお読みになって下さい。