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税理士の佐藤です。・・・ドイツではゴミ収集車もベンツ

10.09.13
所長通信
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8月にドイツ・チェコ・スロバキア・ハンガリー・オーストリアに旅行に行ってきました。
 フランクフルトから観光バスでアウトバーン(高速道路)を走り東欧5カ国を9日間で周る旅でしたが、アウトバーンを走る車は皆日本ではあこがれのベンツ・BMW・アウディーばかり。
そう、ドイツではタクシーもゴミ収集車までもあのベンツのマークを付けて走っているのでした。





















今回の旅行は中世の街並みを残すドイツの古城めぐり、プラハ(チェコ)、ブラチスラバ(スロバキア)、ブダペスト(ヘンガリー)、ウィーン・ザルツブルグ(オーストリア)・ミュンヘンといった都市を9日間で回ってきました。

ギリシャ危機のこともありヨーロッパはあまり元気がないのではないか、ましてや旧共産圏のホテルはどんなもの(トイレの水は流れるかしらとか?)と言ったイメージで入ったのですが、なんのそのプラハ・ブダペストと言った街にはヨーロッパ各国やアジアから沢山の観光客が集まり大変な賑わいを見せておりました。
今回の旅行で一番印象に残ったのはブダペストの夜景。
ドナウ川から船から眺める寺院や橋・街の灯りは琥珀色一色に統一され中世の街を彷彿させられとてもロマンチックでした。
シンデレラ城のモデルになったというノイシュヴァンシュタイン城も本当に美しく印象に残りました。


さて、今回の海外旅行で一つ気になったのは職業柄でしょうかドイツの消費税、今回の旅行は極端なお円高にも関わらずドイツのサービスエリア等で買う水や清涼飲料水などは日本とあまり変わらない値段なのです。
さすがにドイツは経済的に強い国だから物価も高いのかなと思ったのですが、理由はすぐに消費税のせいだと気がつきました。
ヨーロッパでも消費税は税込み表示になっていて気付かなかったのですが、レシートを見るとドイツでは消費税はなんと19%も課税されていました。
そうです、日本より14%も多い消費税を負担しながら買い物をしていたため円高のメリットを感じることができなかったのです。
日本の消費税の5%はまだまだかわいいものだと思いました。

もうひとつ感心したことがあります。
ドイツの売店でペットボトル入りの水を買った時のこと、表示された金額提示したのですが20%ほど余計に請求がきました、けげんな顔をすると中年の女性の店員さんが何やら言っています
「ツバーイ・・・???」
何を言っているのか分かりませんでしたが、どうやらペットボトルの商品を買うと19%消費税の他に20%の環境税のようなものが取られるようなのです。
しかし、そのペットボトルを返還するとその20%の税金は還付してくれるようです。
日本でも、ペットボトルは分別ゴミなどにしないでこういった制度を大いに参考にすべきです。
今でもビール瓶や一升瓶については日本もこの制度が残っていますが、ペットボトルについても検討すべきではないでしょうか。