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熱中症とコロナ・・・藤井です。

20.05.20
職員通信2
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先日、熱中症とコロナ…症状似た患者増加で「医療崩壊懸念」という記事を見ました。
5月に入り真夏並みの気温が観測されるなど、暑くなったと思う日が増えてきましたが、産経新聞にコロナに更に追い打ちをかけるかのような記事が掲載されていました。
日本では毎年多くの熱中症患者が搬送されており、2019年度では1週間に1万8千人の方が救急搬送された週もあったそうです。
熱中症の初期症状は倦怠(けんたい)感、頭痛、筋肉痛、発熱、味覚障害などの症状が出るとのことですが、これらは新型コロナの症状と似ていて、すぐに見分けがつかないといいます。
そのため、多くの患者の受け入れで医療態勢がさらに逼迫(ひっぱく)する恐れがあり、関係者の間では新型コロナ危機の態勢に熱中症の対応が加われば「医療崩壊しかねない」と警鐘を鳴らしている方もいらっしゃるようです。


また、外出自粛の影響で、運動などで汗をかく機会が少なく、暑さに体が慣れる「暑熱順化」ができていないため、今年は例年以上に熱中症に注意が必要で、更に新型コロナ対策としてのマスク着用も、体内に熱がこもりやすくなる上、マスクの中は常に湿った状態で、喉の渇きを感じづらく、人前でマスクを外し、水分補給するのをためらう心理が働く可能性もあり、熱中症のリスクを高める一因になってしまうのだとか。


そうなるとやはり必要となるのが、熱中症対策。
「意識して水分補給する」「エアコン・扇風機を上手に使用する」「シャワーやタオルで身体を冷やす」「部屋の温度を計る」「外出時には日傘、帽子を着用する」「室内で軽く運動したりして、暑くなる前の時期に汗をかいておく」「経口補水液を買い置きしておく」等…
また、現在は熱中症対策グッズも豊富となり、「ネッククーラー」「アイスまくら」「ひんやりシャツシャワー」「アイスノン」「ポータブル扇風機」等のグッズも多くなってきましたので、自分たちで出来る予防対策を十分に行い、今年の夏を乗り切りましょう!


それでも万一、医療機関を受診したり、救急車に搬送されたりしてしまった時には、「暑いところに長時間いた」など熱中症の可能性があることを明確に伝え、現場の医師が早期に診断がつけられるようしてあげるとよいそうです。