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税理士の佐藤です・・・コロナの影響、今後の課題

20.05.20
所長通信
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皆さんこんにちは税理士の佐藤です・・・新型コロナウィルスによる経済活動の停止は、一方で温暖化ガスの減少が過去最大になるという地球環境には優しい結果ももたらしています。


国際エネルギー機関(IEA)は2020年のCO2の排出量は前年比8%減(約26憶トン)の減少になると予測を出しており、これは2008年秋のリーマンショックの時を大きく上回る数字となっています。インドや中国での都市封鎖や航空機の運航停止で化石燃料の需要が急減したことが要因と言われており、インドでは大気汚染の改善により都市部でヒマラヤ山脈が見えるなどの現象も起きているそうです。 
リーマンショックの際は「リバウンド」が起きており、その後温暖化ガスは急増してしまっています。今回も一時的なものにならないよう「クリーンエネルギーへの転換を経済回復や景気刺激策の中心にすべき」とIEAは提言しています。 
4月28日には日本の小泉進次郎環境相も参加し、気候変動を議論する約30か国の閣僚級会合が開かれ経済復興計画が温暖化ガス対策に沿うものでなければならないと確認しました。 
一方でトランプ政権では雇用確保のため石油ガス産業への資金支援を決めており、世界が足並みを揃えることはなかなか難しい状況です。 
コロナ対策やコロナ後の人類の明るい未来に向けて、世界人類が協調して行けることを願うばかりです。