税理士の佐藤です。・・・亀田兄弟がリング外でも反則行為？

ボクシング界では、
反則行為で有名な？
あの亀田兄弟が
リング外でも反則行為が発覚。

「所得税の申告漏れ」
を指摘され、修正申告を提出したもよう。

今年は巨人が日本シリーズを制してプロ野球もシーズンを閉じようとしています。
　プロ野球の選手などのスポーツ選手は各球団と契約してチームに所属していますが、各選手は個人事業主として確定申告しています。ボクシングの亀田兄弟もファイトマネーは個人事業として売上に計上し必要経費を控除して事業所得とし３月１５日までに確定申告をしていたことになるのですが、兄弟（長男：興毅と二男：大毅）は何と東京国税局の調査を受けた際、領収書のない必要経費が3年間で１億円も見つかり数千万円の過少申告加算税を納付したとのこと・・・。
　更に父親が取締役を務める「亀田プロモーション」にも調査が入りこちらも２年間で１千万円の申告漏れが指摘されたそうです。
もちろん、所得税の申告漏れが見つかれば追って市県民税と事業税の追徴がやってきます。
そのほか、罰金として重加算税（３５％）or過少申告加算税（１５％）・延滞税などの本来納めなくても良かった余計な税金もやってきます。
税収不足の折ですから、余計な税金を負担するのも国家のためと思ってのことでしょうか・・・？
いずれにせよ、彼らにとって反則をして得することなど、何も無かったようです。