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税理士の佐藤です。・・・お得な株主優待券

09.08.12
所長通信
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株価低迷の昨今、定期預金の人気がかなり回復しているといった記事が日経新聞に載っていました。
皆様は大事な資産を何で運用されていますか?
私は少ない財産の多くを株式で運用しています。
株式投資でと言うと年中売買を繰り返して差益を出すことをイメージされる方もいらっしゃるかも知れませんが、私の場合は好きな会社の株を買ったら滅多に売買しません。
私の楽しみは株価の値上がりではなく・・・

私の楽しみは毎年二回会社から配られる株主優待券です。
株主優待券とは、例えばオリエンタルランドの株式を100株持っていると東京ディズニーランドの入場券が年間2枚もらえるといったようにその会社のサービスや商品をタダあるいは割引して手に入れられるといったものです。

もちろん、配当金とは別に頂けるおまけのようなものですが私は配当金よりもむしろこちらのほうが楽しみなで、お金が貯まると好きな会社の株を少しずつ増やしていくという投資家というより優待券マニアといった感じです。ですから、株価の値下がりはあまり気になりません、むしろ好きな会社の株を安く買えるチャンスと思っているくらいです(笑)

では、実際にどんな株主優待券があるかごいくつかの例を紹介しましょう

JAL、ANA・・・国内全線の50%割引券年間2枚
常盤興産・・・スパリゾートハワイアンズの入場券(入場券割引券の冊子2冊)
TDL・・・東京ディズニーランドの入場券年間年間2枚
株主優待券は使用期限があって通常1年以内に使わなければなりませんが、使わない場合でもこれらの優待券は換金性がありチケットショップに行けば換金できます。特にJAL、ANAの割引券は人気が高くネット上でも相場が表示されています。

娯楽系では、
歌舞伎座・・・歌舞伎座招待券年間2枚
東京楽天地・・・映画招待券隔月

食事券では
マクドナルド・・・食事券6枚綴り年2冊
銚子丸・・・5000円の食事券年間2枚
吉野家・・・3000円の食事券年2回

地元では
鴨川グランドホテル・・・宿泊飲食利用券10000円 割引券
ユアサフナショク・・・ホテル宿泊割引券

などなど、業種によってさまざまですが、使えるものならかなりの利回りになるものもあります。中には株の購入価格が4000円で5000円以上の優待券がもらえる会社もあります。もちろん何時倒産するか分からないので危険ですが一回でも優待券が使えれば元が取れそうです・・・。

さて、ちなみに株式に係る税金ですが、株式の譲渡による所得は譲渡所得、配当を得ることによる所得は配当所得、株主優待券は雑所得になります。
税金の申告でご心配な方はご一報ください・・・。