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皆様こんにちは、税理士の佐藤です。・・・夏休みにフィリピンへ行って来ました。

14.09.17
所長通信
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 85歳になる母親を連れて、先月家族でセブ島とマニラに行ってきました。

 フィリピンでは、65歳以上の高齢者の割合は4%程度と少なく、80歳を超えるお年寄りは、とても珍しがられ人気があります。

 現地の人たちの母親への反応は、とても印象的でした。

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 フィリピンは、東南アジアには珍しく、人口の98%はキリスト教で街には多くの教会を見かけます。

 離婚も中絶も許されないこともあり、どこへ行っても子供の数が多いのに驚かされました。

 
 人口密度が高く、セブ島は沖縄を東西に3倍膨らませたような島ですが、そこに400万人も住んでいます。

 マニラには1000万人が暮らしています。

 セブ島とマニラで2泊ずつ宿泊したのですが、日本語は全く通じません。

 それでも85歳になる私の母親は、全くお構いなく日本語でホテルの人に話しかけます。

 当然、何を言っているのか解らず、それでも最後はお互い笑顔で終わるといった感じです。

 ホテルの近くの店でマッサージを受けていた時のこと、母親の年齢を知ったマッサージの女の子が、目を丸くして大きな声を出して驚いたそうです。

 日本人の感覚では、100歳を超えるお年寄りが海外旅行をして、マッサージに来たように映ったようです。
 
 フィリピンを始め、東南アジアの国々でお年寄りの数が少ないのは、医療の差であることは明確でしょう。

 貧しさゆえに、日本のように十分な医療や予防といったものを受けられずに長生きできない・・・

 一方で、日本のように介護の問題は発生しません。

 少子高齢化は豊かさの裏返しなのだと気付かされました。
 

 日本人の平均寿命は延びる一方で、今後も若年層への負担はますます増えることになります。

 私も元気で長生きできるよう、今から心掛けたいと思います。