税理士の佐藤です･･･観光客の「タトゥー」の取扱い

ラグビーのワールドカップでニュージーランドなどの強豪チームの公認キャンプ地となっているのが大分県別府市。

Ｗ杯をきっかけに多くの外国人観光客が訪れる見通しですが、その外国人のファッションとしての「タトゥー」の取扱いが課題になっているそうです。

大分県ではタトゥー客の入浴を禁ずる施設も多い中で、「おもてなしに差をつけてはいけない」との声も上がり、大会期間中に限りタトゥーを認める温泉施設も出始め、温泉施設を紹介するパンフレットにはシャンプーなどの有無に加え「ＴＡＴＴＯＯ」客の入浴可否の項目も加えられています。

市内の７割の温泉施設がタトゥー客の入浴を禁じている中「大分はおんせん県、ましてや別府に来て温泉に入れないならＷ杯を大分で開く意味がない」と言い切るタトゥー可の温泉の女将もいます。

政府もタトゥーだけの理由で利用を拒むのは「不適切」との方針を示しており、来年には東京オリンピックを控える中、日本とは違う文化の外国人の温泉でのタトゥー問題は改めて議論になりそうです。