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皆様こんにちは、税理士の佐藤です・・・あの商品のあの価格は何故実現できるのか?

14.08.15
所長通信
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 ユニクロの990円ジーンズ

 セブンイレブンのプライベートブランド750mlのワイン598円

 
 サイゼリヤのペペロンチーノ299円

 グラスワイン100円といった安かろう悪かろうでは無い、あの価格は何故実現できるのでしょうか?

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 まずはユニクロの990円ジーンズですが、布をバングラディシュで作り、そしてカンボジアで縫製し、店舗では商品を折りたたまずに吊るす(折りたたむと手間がかかるから)ことでコストを抑えています。


 また、セブンイレブンのプライベートブランド750mlワインが598円という価格を実現できた理由は3つあります。

 
 1つ目は、海外からビン詰めで輸入していたワインを、巨大なタンクで輸入して日本でビン詰めしたこと。

 2つ目は、従来では考えられないような量で、大量購入して仕入値を抑えたこと。

 
 3つ目は、セブンイレブンのプライベートブランドという認知度を利用して、テレビCMなどの広告宣伝費を浮かせたことです。


 サイゼリヤでは、キッチンに包丁が無く、サラダは個別包装されたカット済みの野菜を皿に盛るだけ。


 トマトは8分別器を使ってカットすることで、手間を省いています。

 ホールでは、従業員はトレイを持たずに、皿は手で運ぶという他のレストランでは考えられないことをしています。

 これはトレイを持っていると、何もトレイに入れずに移動しても、それだけで仕事をしているような錯覚を従業員がしかねないからだと言います。

 「手ぶらで帰るな」という規則を徹底させているそうです。

 サイゼリヤでは徹底した「効率化」への取り組みで、ペペロンチーノ299円・グラスワイン100円でも、利益が上げられる仕組みを作っています。


 もちろんこれらは、ほんの一端にすぎません。

 やはり、安くてしっかり売れる商品を提供するには、それなりの「理由」があるようですね。