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今夏はじめての原発稼働ゼロ ~間違った節電方法~・・・山田です

14.08.15
職員通信1
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 東日本大震災後、原発稼働ゼロで夏を経験するのは初めてのことです。

 気象庁によると、今夏は昨年並みないし、昨年を上回る暑さになるとみられ、昨年より厳しい電力需給が予想されます。

 政府は電力使用量がピークを迎える時期に備え、
7月1日~9月30日を「節電期間」とし自発的な節電を呼び掛けています。


 夏の日中(14時)消費電力の内訳を見てみると、
 エアコン・・・53%
 冷蔵庫・・・・23%
 テレビ・・・・ 5%
 照明・・・・・ 5%
 待機電力・・・ 4%
 その他・・・・10%

 やはりエアコンが、ダントツです。

 エアコンの使い方ひとつで、かなりの電気代が節約できるのではないでしょうか?


 そこで、自分たちに出来る節電方法は何か?考えてみました。


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 自分たちにもできる節電方法は・・・

 ①ちょっと暑いくらいならガマン、昼過ぎのうだるような暑さで耐えられなくなったらスイッチオン。
 
 ②人の出入りに合わせて、細かくエアコンのスイッチをオン・オフする。

 思い浮かぶのはこのような2つの方法くらいですよね。

 
 しかし、この2つの節電方法では残念ながら逆効果なんです。

 「エアコンは涼しい朝からつけて、設定温度は28℃をキープ」これが正しい使い方なのです。

 高くなった室温を低下させるのには、同じ温度を維持するよりも多くの電力を消費してしまいます。

 さらに、一番暑い時間帯は電力消費のピークとなるため、ピーク時使用電力を押し上げるという結果になってしまいます。

 よって、朝方の気温が30度になる前から28度前後でエアコンを付けておいた方が、電力消費を抑えることになる上、電力のピークシフトにも貢献できます。

 
 
 節電のため、あるショッピングセンターでは、「クールシェア」をはじめています。

 「エアコンを消してきました。」と言えば、冷たい飲み物のサービスや割引を受けられるなどなど・・・

 思い込んでいた常識が、必ず節電に結びつくとは限りません。

 そして、ちょっとした工夫で冷房効率をアップさせたり、快適に過ごせるようにもなります。

 日本中を恐ろしい猛暑が覆っていますが、少しでも心地よく、そして熱中症にならないように暑い夏を切り抜けましょう!